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マニア雑誌で見つけた素敵な人々
【歴史物 官能小説】

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【15】母親の浮気相手と遭遇した女高生17歳(【12】の続き)-6

 『ニシムラさん』の言葉を聞いてわたしはようやく尋ねることができました。

 「今日はどうしてここに居たんですか?」
 「そう思うわな…無理もない。どう言うたらええかな…。その…お母ちゃんと逢うのにここ使えんかな、思うてな…。いっつもご先祖さんがいらっしゃる部屋で…その…逢うとるんでな。お母ちゃんは構わんようなんやが、おじちゃんちょっと決まりが悪うてな…。せっかく納屋があるんやからここでもできるんちゃうか思うてな…帰りがけにちょっと覗かせてもろうてたんや。そうしたらなんや急に眠うなってしまってな。そこに腰かけてウトウトしてたっていうわけや」
 「そうだったんですね…」
 「そうしたらお嬢ちゃんが入ってきたんでな…びっくりしてもうて…すまんかったな…お嬢ちゃんの秘密基地やったとはおじちゃん知らんかったでな…」
 「いえ…こちらこそ…」
 「すまんかったな…。おじちゃん、さっき妙なこと口走ったかもしれんけど忘れてな。お嬢ちゃんは綺麗なまんまや。おじちゃんが『初めての男』じゃお母ちゃんもがっかりするわな…ほんま、すまんすまん」

 『娘もみんなええ××××しとるんやろな…みんなオレが女にしたるわ…』

 お母さんと『男女の関係』を繰り広げているときのいやらしい感じ、品のない感じは少しも感じられずまるで別の人のようです。『ニシムラさん』がお母さんに話していたようなことはただの『男女の関係』をたのしむ中での悪ふざけだったのでしょうか。やっぱり『ニシムラさん』からすればわたしはまだまだ子供…『男女の関係』になるには幼いのだろうと思いました。

 わたしが夜な夜な妄想する夢の世界では『ニシムラさん』はわたしを容赦なくアクメに導いていく男の人…。そしてわたしは『ニシムラさん』にいやらしいことをされてアクメしてしまう女…なのですが…。わたしはせめてもの気持ちを正直に伝えようと思いました。

 「おじちゃんの指…気持ちよかったです」 

 「そ…そうか?…なら、よかった。おじちゃん、お嬢ちゃんが気持ちようなってほしくて一生懸命やったからな…。そう言うてもらえたらうれしいわ…」

 わたしがアクメしてしまったこともわかっているはずの『ニシムラさん』ですが、そのことには触れませんでした。

 「…自分でするより…気持ちよかった…やろ?」

 わたしは頷いてしまいました。

 「女の人はな…もっともっと…気持ちよくなれるんやで…」

 きっとそうなのだろうと思いました。お母さんが『ニシムラさん』の前ではあれほどまでに乱れてしまうのですから…。お母さんは『もっともっと気持ちよくなれる』ことを『ニシムラさん』に教えてもらい『もっともっと気持ちよくなりたい』と思っているのでしょう…。わたしはお母さんが羨ましくなりました…。

 そのとき、外から妹たちの声が聞こえてきました。お母さんに連れられて預けられていた祖母の家から戻ってきたのです。

 「おっと…お母ちゃん戻って来てしもうたな。おじちゃんがここに隠れているの、内緒にしてな…?」

 『ニシムラさん』が声を潜めて言います。わたしも黙って頷きます。わたしはお母さんも知らない『ニシムラさん』との秘密を持てたことがうれしくもありました。

 「でも…おじちゃんがお母ちゃんと逢うの止めさせたかったら…戸を開けて叫んでもええで?…『お母さん、納屋に誰かいるよ!』ってな」

 わたしはお母さんたちが家に入っていくのを黙って見送っていました。『ニシムラさん』との男女の関係が終わってしまうようなことはお母さんは望んでいないでしょうし…それよりもわたしが『ニシムラさん』と『男女の関係』になれなくなってしまう…そんなふうに思ってしまったからでした…。

 わたしは腕時計を見ました。高校に入るときにお母さんが選んでくれた赤い革バンドの腕時計…。部活があるときの帰宅の時間まではまだ間があります。わたしは『ニシムラさん』に囁きました。

 「あの…お願いがあります…」
 「なんや? お嬢ちゃん…」
 「わたしのこと…女にしてくれませんか…」

 わたしは『ニシムラさん』がお母さんに言っていたことを思いながら『女にして…』とお願いしました。

 「お嬢ちゃん…何を言うてるんかわかってるんか…?」

 『ニシムラさん』にとって思いがけないことを聞かされたのでしょう。
 
 「お母ちゃん、もう家に帰ってるんやで。ええんか?」
 「わたし…お母さんにくらべれば子どもですけど…お母さんみたいに気持ちよくなりたいです…お願いします…」
 「本当にええんか?」
 「わたしの…初めての『男の人』になってください…」

 『ニシムラさん』はおちん〇んをわたしの××××に挿れてくれました…。


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