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マニア雑誌で見つけた素敵な人々
【歴史物 官能小説】

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【15】母親の浮気相手と遭遇した女高生17歳(【12】の続き)-3

 お母さんがアクメに達するときのよがり声が聞こえて二人は静かになりました。『ニシムラさん』が服を着ているらしい音がします。

 「いつまでもそんな格好でのびてたら風邪ひいてしまうで」

 『ニシムラさん』が家の外に出ていきます。しばらくしてお母さんも服を着て仏間を出ていきました。わたしはそのままじっと息をひそめてお母さんが祖母の家に預けている妹たちを迎えに外に出て行くのを待ちます。

 お母さんが外に出ていくとわたしは靴を持って押し入れからそっと外に出ます。納屋の戸を開けて中に入るとそっと戸を閉めました。わたしは自慰がしたくてしたくてたまりません。いつものように柱にすがりついてスカートをまくります。パンティはもうぐしょぐしょです。わたしはパンティの中に手を差し入れるとワレメに指を添わせて自慰を始めました。

 (ヌチョッ…ヌチョッ…ヌチョッ…)

 こうして書いていても恥ずかしくなる音がしますが、いやらしい音にわたしは夢中になっていきます。

 (ヌチョッ…ヌチョッ…ヌチョッ…ヌチョッ…ヌチョッ…ヌチョッ…)

 指が止まりません…。

 (ああ…そろそろアクメ…いく…)

 そのときです。急に誰かに手のひらで口を塞がれました。

 (ひぃっ!…)

 「静かに…静かに…あんたこの家のお嬢ちゃんやね? 静かに…静かに…」

 『ニシムラさん』の声がします。

 「おじちゃん怪しいもんやないからね。静かに…静かに…」

 (んー! んんー!)

 「静かに…静かに…堪忍な。本当に驚かせて。びっくりしたやろ?」

 『ニシムラさん』に何度も言われてわたしは声を上げるのを止めました。…というよりも、声をあげてはいけないことに気が付きました。

 「そうや、ええ子や」

 『ニシムラさん』もわたしが取り乱さないとわかったようです。

 「ええ子や…。びっくりさせてすまんかったな。…でもおじちゃんもびっくりしたんやで。お嬢ちゃんがここに入って来たのもびっくりしたけど、いきなりマンズリこき始めたんやからねぇ…」

 (いやっ!)

 わたしはいきなり口を塞がれた驚きで自分を見失っていましたが、自分がしていたことを『ニシムラさん』から聞かされて恥ずかしさに頭がおかしくなりそうになりました。よりによって『ニシムラさん』の目の前で『マンズリ』してしまっていたわたし…。再び取り乱しそうなわたしの気配に『ニシムラさん』が掌に再び力を込めます。

 「暴れるんやない…大丈夫や。お母ちゃんには黙っといたるから。な? 黙っといたる…。安心しい…。静かに…静かに…」

 『お母ちゃん』と聞いてわたしは自分がこっそりしていた行動がすべて露わにされたような気がしました。わたしがおとなしくなったのを確かめると『ニシムラさん』は口を塞いでいた掌をちょっとだけずらしてくれました。

 「びっくりさせたな…堪忍やで…。お嬢ちゃん…今日は帰りが遅うなるんと違ったんか? お母ちゃん、そう言うてたで?」 
 「あ…あの…あの…お母さんには…お母ちゃんには黙っていてください…」

 今にして思えば『おじちゃん』がどうして納屋にいて…そして、お母さんとはどういう関係なのかを尋ねるのが先だったのでしょうが、わたしは『お母ちゃん』と聞いて、わたしが納屋にいたことをお母さんには内緒にしておいてほしいと『ニシムラさん』にお願いしてしまっていました。

 「わかっとる。わかっとるって。安心しぃ。お母ちゃんには黙っとる。だからお嬢ちゃんもここでおじちゃんと会ったことはお母ちゃんには秘密やで? ええか? 秘密やで」

 わたしは『ニシムラさん』に背中から抱きしめられます。

 「ええんやて。女の人は誰でもな、お嬢ちゃんくらいの頃はマンズリこきたくなるもんやて。おじちゃんちいともおかしいと思わんで? 安心しい…」

 わたしは黙ったまま頷きます。

 「ええ子や。ええ子や。女の人はな、ガッコのセンセもお嬢ちゃんのクラスメートもみんな男とやらしいことしてるんを想像してマンズリこいとるんやで? ちいとも恥ずかしいことあらへん。安心しいや。お母ちゃんには黙っとるからな。おじちゃんとお嬢ちゃんの二人だけの秘密やで」

 「はい…」

 わたしは小さく返事をしました。

 「ああ、かわいい声やなぁ。ええ声や。それにお母ちゃんに似てべっぴんさんやなぁ。ええなぁ。ほんまにええなぁ。どんなにべっぴんさんでもマンズリこいてるんやで? 恥ずかしいことちっともあらへん。おじちゃんとお嬢ちゃんの二人だけの秘密やで」

 『ニシムラさん』は同じようなことを何度も何度も繰り返しています。『ニシムラさん』とわたしのお母さんとの秘密を知っていたのはわたしのほうなのに、わたしは『ニシムラさん』に秘密を握られる側になってしまいました。

 「お嬢ちゃん、いつもここでマンズリしてるんか? おじちゃんここにいたらできへんな?」
 「…もう…大丈夫です」

 消え入りそうな声で答えました。

 「かわいそうに…。そんな泣きそうな声出さんといてぇな。おじちゃん困ってしまうで…。せっかく気持ちええことしてたんやもんな…」


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