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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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同士の同志-4

 先に着衣を正した広徳はマギーがブラウスのボタンを締める姿を見つめていた。
 「制限時間5分前に終わるとか、優秀だろ?」
広徳はマギーの顔を覗き込む。
 「ちょっと早かったかなぁ?」
悪戯っぽい笑みを見せるマギー。
 「マギーが時間ないから早く終わらせたんだよ!家でヤればもっと長持ちしたさ!」
ちょっとムキになる広徳が可笑しくてつい笑ってしまう。その笑顔に癒される。
 「マギー、大丈夫か?疲れてない?」
 「え?うん。平気よ?」
あなたがいるからどんなに捜査で疲れても耐えられる、そんなベタな事を言いそうになったが言わなかった。
 「そうか。川口とか佐川明子の行方は分かったの?」
 「うんん?まだ。防犯カメラにも映ってなくて全然足取り掴めてないの。まだまだ徹夜とか続きそうだわ…」
 「そっか。もう若くないんだからむりすんなよ?」
そう言ってニヤっと笑う。
 「いつから華英みたいな口聞くようになったんですかー??」
そう言って広徳の両頬を摘む。
 「アハハ、冗談だよ、冗談!」
 「ならいいけど♪」
マギーが手を離すと広徳はマギーを抱き寄せる。
 「危険なマネだけはしないでくれよな…?」
マギーはその言葉にフッと目を閉じて広徳の胸に顔を預ける。
 「うん。ありがとう…。」
ずっとこうしていたかった。広徳に抱きしめられると、もう刑事と言う職を辞したくさんの幸せを噛み締めたい気持ちになる。あまりに心地よくてついついウトウトしてしまった。
 「あっ、もう行かなきゃ…」
体から離れるマギー。だが名残り惜しそうに広徳を見つめる。
 「じゃあ…」
 「うん。」
どちらからともなく唇を重ねる。そして予定よりも3分遅れでマギーは広徳の車を降り覆面パトカーに戻った。エンジンをかけバックミラーを見る。暗くて広徳の姿は見えないがハザードをたくと広徳もバザードで返した。そしてマギーは車を走らせた。
 (もっと一緒にいたかった…)
切なくて涙が出そうだ。自分はこんなにも広徳を愛してしまったんだと思い知った。その気持ちを抑えながらマギーは県警本部に戻った。
 (そー言えば、広徳が捜査の事気にするなんて珍しいな…)
と、ふと思ったが大して気にはしなかった。
 広徳は車内でタバコを吸いながらその場に少し留まった。ダバコを吸い終えランプをつけブレーキランプがつくと、いつの間に少し後方に車が停まっていた事に気付く。
 (ヤバっ、見られたかな…)
恥ずかしくなり広徳はそそくさと車を走らせ帰宅する。


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