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こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

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はじめてのフェラチオ、そして顔射へ-5


 やべ。さすがにしのちゃんショックで泣き出したか。そりゃいくらなんでも8歳で顔射はやり過ぎだった。恐る恐る顔を下に向ける。俺のおちんちんから手を離したしのちゃんが、両手の先を目尻に当てている。

「ふぇぇん、お兄ちゃんの気持ちいいの、あたしの顔についちゃった、ふぇぇぇん」

 しのちゃんの唇の右端から、たった今射精した俺の精液が白く細くつー、と垂れている。しのちゃんの鼻の下に、精液の小さな塊がこびりついている。顔に俺の精液を浴びてふえぇぇん、と声を上げているしのちゃんの目尻からは……よく見ると涙は流れていない。

「……しのちゃん?」

 ふぇぇん、ふぇん、ふえ、ふえへぇ、ふへ、ふへ。鳴き声のはずがいつしかこらえきれない笑い声に変わる。両手を下ろしてぴたっ、と、裸の太腿に揃えてつけてきをつけ、の姿勢になったしのちゃんが目を開けて恥ずかしそうに笑顔をを見せる。

「ふへ、お兄ちゃんの気持ちいいときに出るの、あたしの顔にかかっちゃった」

 顔の下半分に精液を付けてあどけなく笑う小学3年生の「こいびと」。俺は、太陽の黒点に飛び込んでも生還する自信があるぞ今なら。

「俺、どうしても我慢できなくて……でも、最高に気持ちよかったよ。ごめんね、あの……くさく、ない?」

 精液の普段の製造元がイカ臭いと感じるくらいだから8歳のしのちゃんにとっては悪臭以外なにものでもないだろう。

「うーん、うん、ちょっとへんなにおいだけど……でも、きたないとは思わないよ」

 右手の人差し指と親指で、鼻の下の精液をつまんでしげしげと見たしのちゃんが、にこ、と笑いながら言う。

「お兄ちゃんだって、あたしのおしっこ拭いてくれたよね?あたし、お兄ちゃんがだいすきだから、お兄ちゃんのおちんちんから出るのってぜんぜんきたなくないよ。それに」

 しのちゃんが、出逢って以来、この一年間で初めて見せる表情をする。

「これって、あたしが気持ちよくしてあげたから出ちゃったんでしょ?」

 しのちゃんの表情にかすかに見覚えがある。あの中学生の夏、体育館の裏で、俺にとって生まれて初めての ―そしてしのちゃんと出逢うまでの十二年間誰ともすることのなかった― キスをしたときの、ほんおりと頬を赤らめていた、でも「こいびと」どうしだから許せること、「こいびと」どうしだから幸せになれることをした直後の、含羞と共感と情愛とが混じり合った、少しだけ瞳がうるんでいた亜季ちゃんの表情と、しのちゃんのやさしい表情とが、重なり合った。



 明日は三人で朝からお出かけだよー、宮古島の名所、いっぱい案内してあげるからね。床に垂れた精液を掃除し、しのちゃんと二人でシャワーを浴びて性愛の証拠隠滅が完了するのを待っていたかのように帰ってきたさおりさんにそう追い立てられるように俺としのちゃんはそれぞれの寝床へ入った。しのちゃんはさおりさんの寝室のベッドへ、俺は背もたれを倒すとベッドに変身するリビングのソファーへ。湿った頭で寝間着姿でさおりさんを出迎えた俺としのちゃんを見てさおりさんが小さく含み笑いをしたのには気づかないフリをした。
 早起きして三人で与那覇前浜ビーチやまいぱり果樹園や海中公園へ行き、夜はさおりさんのお店で柚希ちゃんや真奈ちゃんも合流してパーティーの予定だ。久しぶりに、小学生の頃遠足の前の夜に眠れなかったように、心がはしゃいでいる。しのちゃんがフェラチオしてくれて、しのちゃんの幼い舌遣いに導かれて射精した喜びも、高揚感を数ランク格上げする。
 毛布にくるまってうとうとしかけた俺の耳に、かちゃ、とドアが開く音が小さく届いた。さおりさんもしのちゃんも寝室でとっくに休んでいるはずだ。その寝室のほうから、常夜灯っぽい淡く黄色く弱い光が細く漏れ、もう一度かちゃ、と聞こえると同時に光が消える。
 リビングの窓の、バーミリオンオレンジのカーテン越しにうっすらと差す月の灯りが、ソファーの足元におずおずと近づく123センチくらいのしのちゃんの姿をほのかに照らし出す。

「お兄ちゃん……ねちゃった?」

 小声で、ささやくようなしのちゃんの声。

「ううん、起きてるよ」

 しのちゃんの意図を読んで、俺は毛布を左手でそっとまくり上げる。ふだんなら背もたれになっている部分に、しのちゃんがはいはいするように乗って横になる。
 月明かりに慣れた俺のすぐ横で、しのちゃんがにへー、と笑う。その、たまらなく愛おしくたまらなく甘美なしのちゃんの匂いの息臭をやわらかく漏らした唇が、小さくつん、と突き出され、しのちゃんがそっと瞳を閉じる。しのちゃんの背中に左手を伸ばして抱き寄せ、しのちゃんの唇に俺の唇を合わせる。しのちゃんの匂い、しのちゃんの味、しのちゃんの温もり。そっと唇を離すと、すぐにしのちゃんが小さな寝息を立て始めた。しのちゃんの身体に静かに毛布をかけ、そのまだ華奢でどこか生硬な肩を柔らかく抱く。このまま眠って、明日の朝先に起きてこの光景を見たさおりさんにまたいじられるんだろうな。そう思いながら俺は、たぶん生まれて以来したこともないような、弛緩しきった、けれどもこの世の幸福を一手に引き受けた者だけに許される幸福な笑みを浮かべながら、しのちゃんと一緒に眠りに落ちた。


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