投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

マニア雑誌で見つけた素敵な人々
【歴史物 官能小説】

マニア雑誌で見つけた素敵な人々の最初へ マニア雑誌で見つけた素敵な人々 26 マニア雑誌で見つけた素敵な人々 28 マニア雑誌で見つけた素敵な人々の最後へ

【12】家で浮気している母43歳を観察している娘16歳-2

 わたしは襖を開けてしまった方がいいのか、どうしたらいいのかわからなくなって泣きそうになっていました。

 「あっ…あっ…あっ…いい…いいです…もっと…もっと…もっと…」

 お母さんがねだるように『もっと…もっと…』と声をあげています。

 (ウソでしょ…お母さん…)

 「ああ…。もっとシたる…もっとシたるわ…一週間長かったわい…そのかわり今週は毎日かわいがったる…まだいったらいかんで…我慢せえよ、〇子」

 『男性がオーガズムに達すると精液が放出されて…』

 わたしが自慰するときに、保健体育の授業のときの女先生がプリントを読み上げているのを思い出しながら夢想しているセックス…。そのセックスが目の前の襖の向こうで行われている…しかも、わたしのお母さんがお父さんではない男の人と…。

 わたしの下半身がジンジンしてきました。

 (やだ…こんなときに…やだ、やだ…)

 「相変わらずええ具合やな…スケベな×××しとるわ、ほんま…」
 「恥ずかしい…そんなこと言わないでください…」
 「ええって…スケベなオンナだっちゅうことはとっくにわかっとるんやで…スケベなオンナで何が悪いんや」
 「いや…恥ずかしい…こんなこと…あっ…あっ…あっ…」

 口では嫌がっているようですが、お母さんは甘えたような声を出しています。不意にお母さんが『はじめはわからないことばかりだったけど、みんな親切にしてくれるからたのしいわよ』と言っていたのが思い出されました。

 「何言うか…こんなにグチョグチョにしよって…後ろからされるんがそんなにええか…」
 「恥ずかしい…」
 「ハメるたんびによくなってるで…仕込み甲斐があるわ」

 職場に親切な人がいていろいろ教えてくれると言っていたお母さん…。まさか、こういうことのことではないとは思いますが…。

 「ええ眺めやで…ええケツしとるわ…スケベな〇子め…ええか、ええやろ…」
 「あっ…あっ…あっ…いい…いいです」
 「どう、ええんや?」
 「あ…当たってます…奥に…奥に、当たって…」
 「よしよし…一度いかせたるわ…そりゃっ!」
 「ひぃっ!…」

 聞いたことのないお母さんの叫び声がしました。わたしは我に返って家の外に出ることにしました。

 「いくうっ!」

 背中からお母さんの声が聞こえました。わたしはどうにか物音を立てずに玄関を出て、扉をそおっと閉めました。そしてお庭の納屋に隠れました。

 (いつものバスの時間まで隠れていなきゃ…)

 腕時計を見るとまだ何時間もあります。高校に入るときにお母さんが選んでくれた赤い革バンドの腕時計…。わたしは涙が出てしまいました。

 わたしが納屋に隠れてから一時間くらいして玄関がピシャっと閉まる音がしました。納屋の戸は歪んでいて空いている隙間からおそるおそる覗いてみました。でっぷり太った男の人が歩いて出ていきました。

 しばらくしてお母さんが出てきました。妹たちを迎えに行くのでしょう。パート先の事務服を着ています。わたしは納屋から飛び出してお母さんに抱き着きたくなりましたが、じっと我慢しました。そして妹たちを連れてお母さんが帰ってきました。両手に一人づつ手をつないで…。わたしは部活があるときに乗るバスの時間に合わせてお家に入りました。

 「ただいま…」
 「お帰りなさい」

 お母さんの声がしました。わたしはそのまま自分の部屋に入りたくなりましたが、いつもと違うことをしてはいけないと思いなおしました。鞄からお弁当の包みを出してお母さんに渡します。

 「美味しかったよ…」
 「あら、どうしたの? 顔色悪いわよ?」

 お父さんではない男の人とついさっきまでセックスをしていたお母さん…。
 初めてではなく、もう何度もセックスしているお母さん…。
 『スケベな〇子』と呼ばれていたお母さん…。
 聞いたこともないような声で甘えたり叫んでいたお母さん…。

 「え…大丈夫だよ。いつもと同じ…」
 「そう? それならいいけど」

 『いつもと同じ』とわざわざ言った自分がとてもわざとらしく思えましたが、咄嗟にそうこたえてしまいました。そして、自分の部屋に行きました。

 (お母さんこそ、どうして『いつもと同じ』なの…?)

 普段となにも変わらないお母さんの様子が信じられませんでした。また、涙が出そうになりました。

 (やだ…なにこれ…)

 制服を脱いで部屋着に着替えようとして、わたしはパンティがぐしょぐしょに濡れているのに気付きました。こんなにぐしょぐしょになったことはそれまでありませんでした。わたしは急いでパンティを穿き替えました。そして、何もなかったかのように晩ごはんを食べました。お母さんはいつものように妹たちとおしゃべりをしています。

 「お母さん、おかわりー」

 妹がおかわりをねだります。お鍋からお味噌汁をよそうお母さんの後姿…。

 『ええ眺めやで…ええケツしとるわ…』

 『ニシムラさん』の声が甦ります。そんなわたしの思いをよそに、お母さんは妹に話しかけます。


マニア雑誌で見つけた素敵な人々の最初へ マニア雑誌で見つけた素敵な人々 26 マニア雑誌で見つけた素敵な人々 28 マニア雑誌で見つけた素敵な人々の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前