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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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回春-1

 今朝もいつものように朝食の支度をします。夫がテレビを見ながらトーストをかじっています。株が上がっただか、下がっただかと伝えていますが、閑職に移った今では、昔と違ってすっかり上の空のように見えます。

 (こんな人にも若い頃があったのよね…)

 ふと、そんなことを思ってしまいます。

 「今日は、仕事帰りに〇〇と会うから晩飯は要らない」

 〇〇さんは夫のもと同僚でときどき思い出話に花を咲かせているようです。(出世を遂げた同僚よりも、そこそこで終わった者どうしで呑む方がたのしい)と言っていたこともありました。

 「あら、そう。じゃあ、わたしも外で食べてこようかしら。お友達から誘われていたのよね」

 いい機会と、わたしも切り出してみます。

 「ああ、そうするがいい。ゆっくりしておいで」

 (誰と食事するんだ?)と問われたときに備えて、OL時代の先輩の△△さんの名前を用意していましたが、そうするまでもありませんでした。

 「じゃ、いってくる」
 「いってらっしゃい」

 夫がいつもの時間に出勤していきます。食器を洗って、洗濯機を回すとわたしも外出する仕度を始めます。

 デパートの開店に合わせてるかのように家を出ます。通勤ラッシュのピークも過ぎた頃の電車に乗って街に向かう電車に乗ります。椅子に座って乗客を見渡します。誰か知っている人が乗ってはいないかと。そのようなことは滅多にありませんが。でも、下車する駅はデパートなどなく、ホテルが立ち並ぶ町の入り口なものですから、つい用心してしまいます。

 今日はお相手との密会の日。友人との外食というのも咄嗟のでまかせ…。今日の待ち合わせは11時。いつもの場所にお相手が待っています。悠々自適の独り身のシニアの方です。精力は強くていらっしゃるけど、夕方には家に帰らなければならないわたしの身を案じて、いつも早めに『お開き』される分別のある方。

 「おはようございます」
 「おはようございます」

 挨拶を交わすと、いつもの香水の匂いが微かに漂ってきます。わたしの好きな匂いに、つい腕をとって顔を近付けて歩きたくなりますが、ホテル街に向かう通りですので自重します。そもそも若いカップルでもありませんし…。半歩うしろを歩きながらそっと声を掛けます。

 「あの…」
 「はい…?」
 「わたし、今日、ゆっくりできるのですけど…」
 「おお…そうですか。久しぶりに逢えると思っていたら、それはうれしいですね。夕方くらいまで?」
 「いえ…もっと遅くなっても大丈夫です」

 それでは、ということで、お昼のかわりになりそうなものを買っていくことにしました。

 「あれでよろしいかな」

 ちょうど惣菜屋さんがあって店先にお弁当も並んでいます。助六ずしとサンドイッチを買われました。

 「好きな方を食べてくだされば」
 「ありがとうございます」

 いつものラブホテルに入ります。お相手がパネルを眺めて部屋を選びます。

 「今日はついてるナ」

 エレベーターの中でお相手がうれしそうに独り言。お相手がお気に入りの和風テイストのお部屋が空いていました。わたしも、どちらかを選べと言われればベッドよりもお布団を選びます。

 いつもよりも時間がたっぷりあるということが、気分を高揚させたのでしょうか。エレベーターの扉が閉じるてふたりきりになると、わたしはお相手の腕にすがってしまいました。オジサマにじゃれつく若い娘を気取る訳ではないのですが…。いつもと違うわたしの振る舞い…いいえ、ちゃんと言います。盛りのついてしまったわたしをお相手も優しく受け止めてくださいます。

 「たっぷりしようね…お〇んこ」

 発情したわたしをさらに煽るように耳元で囁いてくださいます。

 (うれしい…よろしくお願いします、オジサマ…)

 お部屋の中に入ってキスを交わします。唇を重ねながら、お相手がわたしのスカートをまくりあげてお尻を撫でまわします。お相手が着けている香水の匂いを鼻で吸い込みながら、お相手も昂っている印がお腹に押し付けらるのを感じています。わたしはお相手の足元に跪くと、お相手はベルトを外してズボンを脱ぎます。

 わたしはお相手のパンツを引き摺り下ろし、そそり立っている赤黒い肉棒を口に含みます。陰毛からもわたしの好きな香水の匂いが立ち上り、わたしはうっとりしてフェラチオを続けます。

 (教えていただいたように、ちゃんとできていますか…オジサマ…)

 お相手は一頻りわたしに肉棒を味わわせると、立つように促してもう一度キスしてくださいます。そして後ろを向かせるとパンティを下ろし片脚を抜かせ、そのまま挿入してきました。わたしは二度目、三度目であるかのようにたっぷり濡れていて、お相手が腰を進めるままに肉棒を根元まで呑み込んでしまいます。

 (すみません…もうこんなに濡らしてしまって…恥ずかしいわたしでごめんなさい…オジサマ…)

 すぐそこには布団ものべてあるのに、服も脱がずに立ったまま交合するあさましさに二人ともさらに昂ぶっていきました。


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