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母体の神秘
【熟女/人妻 官能小説】

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母体の神秘17-3


帰宅してからのママは

やたらソワソワしながら俺の顔色を窺っていた。

恐らくだが、性教育の次のステップが始まる事を

なんとか事前に伝えたいのだろう。


「成一、実はママね・・・」


何かを言いかけて、でもすぐうつむきながら口をつぐむ俺のママ智美。

以前までの楽しい恋愛相談とは打って変わって

インパクトの強すぎる事実を俺に伝える事に逡巡している様子は明らかだった。

(まぁ普通は息子に言いづらいよな・・・彼氏の子供がデキちゃったなんて)

全てを目撃していた俺は

ママの気持ちが完全に整理されて

落ち着いて告白してくれるまで待つ事にしたのだった。

竹太郎さんの口からいきなり自分の母親の妊娠の事実を告げられたら

俺がショックを受けると考えた上での配慮なのかも知れない。

でも、今までの経緯も含めて

松夫タブレットにUPされる動画内容を通じて

息子の俺は全てを既に知っているのだ。

ママの優しい配慮の気持ちは嬉しいが

主体性の足りないママが何も言い出せず

もたつきながら俺を目で追うこの状況に

若干の苛立ちを覚えた俺は

リビングのテーブルの椅子に腰かけているママの前に

向き合う形で座った。

胸が大きくなったママは新しいキャミソールを購入したのだが

妊娠後のバストの成長スピードにはついて行けず、

既におっぱいがキャミソールからはみ出しそうになっている。

ママは大きく膨らんだ胸をテーブルの上に乗せていた。

おっぱいの大きい女の人は肩こりしやすいって聞いた事があるから

ママもテーブルの上に自分のおっぱいを乗せる事で

肩への負担を減らしているんだね。


俺がまじまじとテーブルに乗った、ママの大きなおっぱいを眺めていると

ついにママが話を切り出した。


「あの・・・成一はさぁ、弟か妹が欲しいって思った事はあるんだっけ?」


(うーん、こちらの反応を探りながら本題に入るつもりだな・・・)

ママの手の内を一瞬で看破した俺は

ママが自然に話題を切り替えやすいように受け答えする事にした。


「うん。俺も弟か妹が欲しいって思う事あるよ〜」

「へ、へぇ・・・じゃあ弟と妹のどっちが欲しいの?」


(うーん、禅問答になっても不毛だから、ちゃっちゃと本題を切り出して欲しいな〜)


「そうだね〜、弟は松夫が弟みたいなもんだから・・

強いて言うなら妹の方が欲しいかも」

「ふ・・ふーん・・・」


(ママ・・・本論に入る前に会話を途切れさせちゃ駄目だよ〜)


内訳を全部知っているだけに

俺はなんだかもどかしい気持ちになるのだった。


「急にそんな話をしてどうしたのママ? もしかして俺に弟か妹が出来るの?」

多少強引だが、このままでは不毛なので

俺は音頭を取る事にした。


「あ、うーん。まぁまだ色々あるんだけどねぇ・・・

成一は弟か妹が出来たらどんな気持ちなんだろうなって思って」

「もしそうだったら凄い嬉しいよー!!!」


俺はわざとらしく高いテンションで喜んで見せた。

するとママは少しだけ苦笑いしながら

上目づかいで俺を見つめ


「もしもさ・・もしも、ママが家のパパじゃなくて

松夫くんのパパの赤ちゃんを妊娠しちゃったら

成一は当然嫌だよね?」


恐る恐る俺の目を直視しながら

ママはついに本題に踏み入った。



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