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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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多勢の視線-7



完熟を願って育っている果実を青いままにもぎ取り、牙を突き立てて屠る。
舌に感じる強過ぎる酸味と渋味は、それは果実が秘めていた夢と未来が砕けた散華の味だ。
そしてその不味くても病みつきになる味は、果実の成育によってそれぞれに違う。
食味は絶えず変化し続け、今日と明日ではまるで違った鮮烈さを放つ。

川上愛や森口涼花、そして玉置そら。
彼女らはあの日あの時に拉致したからこそ、あの《輝き》を見せてくれた。
青くて固い皮をベリベリと剥がれ、『貧相』と蔑まれても仕方がない幼い身体に無惨な咬傷を受けた。

それを掠取する事は、絶対に合法とはなり得ない禁断の果実。

大罪を犯したものだけが目にする事が出来る眩いばかりの煌めきは、いま、松友麗世の身体に降り注いでいる……。


『なにブルブル震えてんだあ?ほら踊れ。れいタン得意のオッパイぷるぷるダンスをしてみろって言ってんだよお』

「や"だあ"〜〜〜ッ!!い"ッい"や"ッ!?あ"〜〜〜〜ッ!!!」


鈴木の大きな掌は、ブラジャーごと麗世の脇腹を掴んでいる。
力任せに前後にユサユサと揺すると、その幼き胸は恥ずかしそうに揺れ動き、桜色の尖端部はカメラの前で無限軌道を描いた。


「揺らさないでえッ!!う"ッあ"!?やめてお願いいぃぃッッ!!!」


目の前に並ぶカメラのレンズの向こうには、何十人という誰かの目がある。

さっきこの男が演じたように、昂った汚棒を握って興奮した眼差しで観るのだ。
そしてその目は為す術なく嘲りに踊ってしまう幼い胸に欲情し、快楽を求めて《扱く》はずだ……。


『「揺らすな」だと?じゃあ……クククッ!揺れねえようにしてやるぜえ』

「や"あ"ぁ"あ"ぁ"あ"ッ!!!」


鈴木の掌はブラジャーのカップとなり、麗世の不恰好な膨らみを包み込んだ。
そして色付きも幼い尖端の揺れ≠抑えるべく、親指と人差し指で優しく摘み上げた。

軟式テニスのボールのような「ぷにゅッ」とした乳房の感触はなかなかに心地好く、柔らかかった乳首は直ぐにグミのように硬くなった。


『なあ、男に触られるのは初めてかあ?クククッ……答えろよ麗世ぉ。お客様も興味津々なんだからよお?』

「ん"ぎい"ぃ"い"ッッ!!!」


鈴木の胸を爆ぜさせる淫らな疑問は、麗世の口からは聞けなくても《正解》であった。
恋愛経験といっても友人関係の延長でしかなく、高校受験を意識するようになってからは、そんな浮かれた気分にもならなかった……。


(お願い私から離れてッ!もう触らないでえッ!)


麗世の必死な思いが通じたのか、男は胸から手を離した。
前土台とカップが乳房を下から押し上げ、麗世の胸はロケットのように尖り出て、ますます不恰好さに拍車が掛かる。


『ん〜?まだ濡れてねえ≠ゥ。じゃあもうちょいイジメてやるかあ?』

「ッ〜〜〜!!!」


男は麗世の足元にしゃがみ込むと、股座の膨らみを凝視しながら不気味に笑った。

麗世は背筋がゾッとして凍りついた。
誰にも触れられた事のないこの身体を弄び、その《変化》がいつ現れるかとほくそ笑んでいるのだ。

強烈な怒りすら纏わせる屈辱と恥辱に、麗世の頭の中はグチャグチャに混乱し、そして抗う気力すら削ぎ落とす頑強な金属と革の拘束に、死に物狂いで立ち向かった。


「ん"がッ!!くあ"ッ!?は、外れてお願いぃッ!!」


気迫がどうであろうと、既に体力は尽きている。
肘は殆ど曲がらず、無意味で微細な屈伸運動は柔軟な乳房をポンポンと弾ませるだけだ。


「ハアッ!ハアッ!い…やだヤメてッ!?お願い触らないでえッ!!!」


男は真正面に立った。
モジャモジャの股間からは巨大といえる男根が勃起して突き出し、そして負けじと伸びた人差し指が麗世の胸へと迫ってきた。


『あたシコ女がなに拒否ってんだあ?どうせあのドスケベウサギみてえに濡らす≠だろ?親友のキンタマが姦られたとかお構いなしに……』

「あ、《あんなの》と一緒にしないでよッ!!それに今度たまちゃんをバカにしたら許さないからあッッ!!」


この歪つで不細工な胸を曝した少女の自棄っぱちの怒声が、鈴木は可笑しくて堪らなかった。

どれ程の暴力と快感責めと調教を弘恵が喰らわされてきたか、麗世には知る術はない……。

彩花と唯の存在を信じていた風花は強靭な精神力でギリギリ堕ちなかったが、全てが奪われてしまった弘恵には〈耐える〉意味が見出せなかった。
虐待される為に飼育される動物のように扱われ、性玩具の用途も担わされ続けていた。
そして今日、玉置そらの悲鳴を聞かされ、立て続けに麗世の前での暴力に引き摺り出された。
佐藤と高橋を相手にした交尾≠ヘ、麗世を守る事には繋がらない。
耐える意味は与えられず、そして押し寄せる快感に身体は条件反射を止められず……弘恵は調教の成果を存分に発揮して轟沈した……。

麻薬的で強烈な絶頂の毎日に、弘恵は脳まで姦された。
骨の髄まで凌辱に汚された哀れな被害者である弘恵を、麗世は鈴木達と《同類》だと叫んだに等しい。


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