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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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多勢の視線-16



実に腹立たしい。
そんなはずはない。

どんなに小さな少女でも、その心がどこまでも清らかで穏やかなはずはない。
怒りに任せて相手を怒鳴る事も、口汚く罵る事もあるはず。

鈴木の震えは歓喜の震え≠セ。

麗世は最後の最後に《本性》を見せた。
鈴木とその仲間達と、お客様全員に罵声を吐いた。
僅かな希望にがむしゃらにしがみつき、消えていく光に縋りついて泣いた。
改めて〈闘争〉と〈逃走〉の二つが潰えたという絶望に耐えきれずに、破れかぶれにも心の中の《牙》を抜いて剥き出しにしたのだ。


「う…あ"ッ!?や…めろよバカあッ!!」


「どうせ姦されるんだ……」
そんな諦めの思いが、またも罵りを吐かせたのだろう。
ただただ暴力に怯え、小さく縮こまって泣き叫ぶだけの少女が、ここにきて牙を剥き、恐れずに立ち向かう勇気をみせるまでに成長した。
今朝、登校中に口にしていた《勇気》とは、きっと今のコレだろう。
助けとなる人が周りに居なくても、たった一人でも自分の意思を示す事……。


やはり《少女》とは素晴らしい存在だ。
一瞬一瞬に輝きがあり、その鮮烈な驚きは絶え間なく放たれている。
ガラ空きの股間をカメラマン共に好いように撮られる無様を曝していても、やはり松友麗世は《美少女》だ。
そして姦るなら今しかない……。


「ん"がッッッ……あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ッッッ!!!」


大きさを自負する鈴木の男根は、膨張の限界にある亀頭で秘唇の狭さを感じながら、その抑えようのない思いのままに突き刺した。
秘唇は無理矢理な拡大にメリメリと泣き叫び、殴り込んできた男根に恐怖を覚えた蜜壺は、侵入を阻止せんと急速に窄まった。


『さっきの「死んじゃえ」発言はマズいぜえ?れいタン推しが聞いたら嘆き悲しむだろうが……ククク』

「ッッい"あ"あ"ぁ"あ"ッッ!!!」


衝撃だった女性器と男性器の違いを、麗世はいま体感している。

[股座の穴に勃起した男根が入り、子宮の中に精液を注入する]

なんとも生々しく、そして衛生観念のない動物のような行為が、麗世にはとても悍ましく感じられていた。
泣き叫びながらそれ≠やられた玉置そら。
泣き悶えながらそれ≠受け入れた井形弘恵。
おそらく、いや、絶対に森口涼花は前者だったろうし、自分も同じ思いだ。
麗世は届かぬ脚をもう一度動かし、背後の男に当たるように思いきり後ろに振り抜く。


「ん"ががあ"ッッ!!!」


もの凄い握力を括れに感じ、それと同時に暴力的な腰の振りが麗世の尻を叩いた。
右脚は激痛に怯み、何にも当たる事なくただただ吊られるだけに収まってしまった。

渾身の抵抗は、ケダモノの如く力強い《交尾》を前に潰えた……。

砲弾のような形をした〈熱〉が、肉襞を焼きながら蜜壺の中を激しく上下する。
その砲弾を掲げる極太の鉄槌は逞しくも湾曲しており、せっかく手に入れた勇気≠削り取らんと摩擦を起こす。


『がっぷりチンポ挿れられたオマンコ撮られてるぜえ?クククッ!もう皆んな、あたシコれいタンのDVD観て『シコシコ』してんだろうなあ?』

「あ"ッッぐう"ッ!!がぷぅ!?お"あ"ッッ!!」


自分の意思を吐き出す為の悲鳴が、今では男の突き上げに反応するだけの叫び声になっている。
砲弾の角が繊細な肉襞を掻き毟り、そして押し拡げながら子宮口を殴りつける。
それは恥知らずにも指技に敗れ、快感なるものに屈して蜜を漏らした未熟者の幼器を、苛烈に叱責しているよう。


『なんだよ姦られっぱなしかあ?そこに繋がってるウサギとキンタマが見えねえのかよお。ドスケベウサギとは違うんだろ?玉置そらを『キンタマ』って言われたら「許さない」んだろぉ?』

「ッッ!!ッッ!!」


……なにも成し遂げてはいないと、麗世は今更に思い知らされた。
玉置そらのように泣き叫び、井形弘恵のように生き恥を曝して股間を濡らし、淫水を噴いた。
そしてケダモノのように後ろから抱かれ、幼器の中には男根を挿れられている。

溢れて止まらない涙の意味は変わらないはずなのに、随分と変わってしまったように感じられる。

蜜壺への触診で教えられた急所≠男根で擦られると、こんな耐え難い苦悩と激痛の最中にあっても、ほんの僅かなのだが《快感》が感じられたからだ。

目撃した二人のどちらの要素も、今の麗世には存在する。
弱くて哀れで惨めで、しかし身体はそれのみ≠ナは無くなっている……。


(こ…んなッ……イヤ…ッ……私…ッ…こんな…ッ)


怒り哀しみ、そして苦しんでいながら、それでも禁忌の疼きに悶えてしまう股座は、今の《自分自身》と同じではないか……。

知らなくて良かったモノを教え込まれたこの身体は、もう元には戻らない。
当たり前だった平穏な生活は今や別世界となり、例え戻れたとしても、この汚された身体では生きてはいけない……。


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