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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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多勢の視線-12




……さっき麗世は、涼花が何処まで耐え、何処で諦めたのかを思っていた。
そんなのを考える余裕もなく、麗世は異常性欲者の《洗礼》を受けて幼体を蕩けさせ、指で秘部と肛門を弄ばれた。
ピッタリと覆っていたパンティが隠してくれてはいたが、顔や身体に表れてしまった反応は丸裸であり、誰の目にも触れさせたくない痴態を曝してしまったのは事実。


『なに?「先生助けて」だあ?クククッ!
今頃先生は授業をサボった麗世とキンタマに失望してるぜ?「高校入試を控えた大事な時に、授業で遅れをとったら取り返しがつかない」ってなあ〜』

「ッ………!!」


何故あんな人通りの無い裏道をショートカットして学校に向かったのか……それは大切な授業に遅れない為だった。
登校を急ぐあまり、あらゆる意味で警戒心を抱く余裕も無かった。
裏道を抜けた瞬間に見えた数人の人影にも、なんの違和感も抱かずにその真ん中を通り過ぎようと突っ込んでしまった……。


『それとも学校側がママに「来てない」って連絡入れた頃かな?ママは焦って警察に電話したのかな?パパは仕事を早退して、ママと肩寄せ合って震えてるのかなあ?』

「ッッッ………」


麗世の胸は張り裂けそうになった。
先生や友人、そして家族が自分達を心配して大騒ぎしているだろう。
「早く見つけたい」と、「無事である事を確認したい」と願っている。
かたやこの男共は自分を《姦す事》に心血を注ぎ、DVDの完成を待ち侘びるヤツらはワクワクして過ごしている。
自分と玉置そらという存在を引っ張り合う《二つの世界》はあまりにも真逆であり、当然二人が望む世界は、いつもの平凡な生活があるごく普通の世界だ……。


「わッ私を帰し…ッッッ!!??」


今朝≠フ延長線上にある世界に戻りたいと願う麗世に突きつけられたのは、より強力に[松友麗世]を欲する異常性欲者共が蠢く世界への強制連行だった。
目の前をヒラヒラと揺れ動くH形の白い布は、犠牲者となってしまった美少女への熱望を煽動する《旗印》となった。

その旗を麗世は呆然と見ていた。
涙に傷んだ赤い目を点にして見開き、長い睫毛が雫を弾くとも瞬きすらしない。
口はポカンと開き、微かに下顎が揺れている。
その離れていた前歯がカチンと音を鳴らして噛み合った刹那、眉間には深い皺が鋭く刻まれ、瞼は力いっぱいに閉ざされた……。


(……な…何も…ッ…何も無いッ!?……私の…私のッッッ)


汗だくの丸い下腹部の向こうに、こんもりと膨れた秘丘の形と、汗や汁に塗れてギラつく陰毛が生えているのが麗世から見えた。
これまで感じていた羞恥を凌駕する苦しみに息が詰まったが、それはまだ始まり≠ノ過ぎないと直ぐに思い知らされた。


「ひ…い"…ッッ!?」


揺らぎだす視界の中で、男は嬉々としてバリカンを持っていた。
スイッチを入れられると耳障りな金属音を発て、それは麗世の股間に迷わず近づいてきた。


『こりゃあ少ねえマン毛だなあ?お客様ぁ、早く予約入れて特典希望を出しとかないと、速攻で無くなりますよお?』

「や"あ"ッ!?ひ…ひッ?
ダメ…ッッ……あ"あ"ッ!?」


秘丘と秘肉を美しく覆う逆五角形の真っ黒な茂みは、今が生え盛りの伸び盛りである。
姿を現して数年しか経たぬ陰毛達は、まさかこんなにも己れの命が短かったとは夢にも思うまい。
断末魔も虚しく刈り取られ、落下位置に差し出されるプラスチックの器の中にハラハラと散る。
麗世の股間は、少女から幼女へと一気に退行させられてしまった……。


『………一名様三本で………れいタンのマン汁がたっぷり………』


目の前の景色が歪み、意識が途切れてしまいそうになってきた。

家族は警察に通報しただろう。
だが、誰にも見つからなかったから、ここまで連れて来られた。
それはそうだ。
この男共は、何人もの女性を拉致してきた。
一度だってヘマをやらかしてはいない。

自分に向けられたカメラの向こうには、憎しみの感情しか湧かない《誰か》は腐るほど居る。
しかし、今朝の拉致現場には切望する《誰か》はいなかった。

[撮影された]という事実は既にある。
《希望》という眩い光は、もはや消えそうなほどに遥か彼方だ。
だが『諦める』という選択は、麗世にはなかった。
あるとすれば『諦めきれない』という後ろ向きな思いのみ。
その恨み≠ノ近い思いが哀しさや悔しさを肥大させ、麗世の視界から光を奪っていく……。


「んぐぅ……ッッ」


意識が薄れようが、肉体そのものは喪失しない。
身動きしなくても、男共の欲望は麗世から離れやしない。

朦朧とする中、いきなり尻の両肉を握られたと感じた直後、まるで引き裂かれるかと思うくらいに割れ目を開かれ、肛門をひん剥かれた。

玉置そらと井形弘恵は、目の前で《この穴》を姦された。
ここに連れ込まれるまで、そして撮影が始まるまで、其処が性欲の対象になるなど麗世は知らなかった。
その汚物をヒリ出すだけのモノだと思っていた部位が、男の目とカメラのレンズに曝されている。
麗世の意識を取り戻したのは、他でも無く異常者から擦りつけられた《恥辱》という精神的な責めだった。
それは麗世には何の選択肢≠燒ウいのだと、冷酷に告げたに等しいものだ。


『お客様、どうですぅ?思った通りの綺麗なクソ穴≠カゃないですかあ?皺も少なくてスミレ色で、産毛みたいなケツ毛が可愛いでしょう?』

「ッッッい"…い"…ッ!!」


自分ですら見た事がない部位を、男はカメラマンに撮らせながら説明している。
精神的な胸の痛みが、物理的なものに変わったのを麗世は感じた。
鼓動のたびに胸はズキンッと痛み、それは速度を早めて打ち鳴らされる。


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