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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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代弁者-6



『クククッ……麗世ちゃんは話せば分かってくれる素直なイイ娘だ……なあ、ウサギさんのドコを見てるぅ?やっぱり丸見えのクソ穴かあ?クックック!』

「ッ〜〜〜〜〜!!!」


やや上擦った男の声に、麗世の身体は猛烈な悪寒を感じた。
この男は性欲のみで行動をおこす強姦魔というだけではなく、執拗に女性を侮辱し、苦しめる事に悦びを感じる異常者でもあると理解したからだ。

もう嫌だ。
もう沢山だ。
この男共が今朝の痴漢師とどんな関わりがあるかなどの以前に、そらは凌辱され、眼下の女性までもが性暴力に曝されようとしている。


(もうやめてえッ!な、なんでこんなコトするの?なんで……なんで…ッ!?〉


麗世は恐怖と嫌悪の権化である男を泣きながら見つめ、首を思いきり左右に振り乱した。

もしかしたら止めてくれるかもしれない。
味方にはならずとも、少しは自分の苦しみや哀しみを理解してくれるかもしれない。
それが一縷の望みより更に可能性に欠ける切望であったとしても、麗世はそれに賭けるしかなかった……。


『どうした?……ああ、そうか。コイツが「ウサギに見えねえ」って言いたいのかあ。
ククク……おいオマエら、フワフワの尻尾が無けりゃウサギに見えねえだろうが。早くコイツに着けてやれ』

「!!!」


弘恵の下半身に寄り添っていた男が笑いながら立ち上がり、部屋の隅から丸くて真っ白な尻尾を持ってきた。

……麗世の切望は絶望で返された。
いや、そう理解するに至ったのは、それを見た弘恵の激しい狼狽えを見たからに他ならない。
その持ってきた尻尾には真っ黒な魚肉ソーセージのようなモノがブラ下がっており、それはあちこちにボコボコと瘤をつけていた。
塗りたくられた液体はヌメヌメと妖しく光り、それは糸を引いてポタ…ポタ…と滴っている。


(そッそれ…ッ!?イヤだあ!い…いいッ挿れられ…るぅッッ!)


首輪に手首を繋げられた腕は、曲がったままの肘をパタパタと羽ばたかせるだけに止まる。
吊り革を着けられた膝はますます引きつけられ、腰まで丸めて引き絞られた身体は尻を高々と掲げた。


『麗世ちゃんの言う通りだあ。長いお耳をピョコンてしてても、まん丸フワフワの尻尾が無けりゃあウサギちゃんには見えないよねえ?』

「あ"ごッ!?も"お"ぅ"ッッ!?」

(なッなにアレッッ!?き…キモ…いぃッ!)


男が尻尾とソーセージの繋ぎ目をカチンと回すと、その醜い棒は鳥に啄まれたイモムシのように『グニッグニッ』とのたうち回った。
麗世の汚れを知らぬ目には、とてもこの世に存在するとは思えない異形の汚生物そのものに見えた。
体表に塗られていた液体は糸を引いてますます滴り、それが粘着する脚先≠ェ向かう先は、信じられない事に掲げられた尻の中心部であった。
何をされるか知っている弘恵は在らん限りの力を振り絞って暴れ、あの日の風花のように剥き出しの尻を上下に激しく振った。


『なにお尻をピョンピョンさせてるのぉ?そうかあ、「麗世ちゃん、教えてくれてありがとう」って言ってるんだねえ?』

(わ、私のせいで…ッ!?や…めて…ッ……やめてくださいぃッッ!)

『先っちょが入っちゃったねえ?もっと奥まで……イヒヒ!?尻尾がお尻にくっつかないとウサギじゃないからさあ〜?』

「む"お"ッ!?む"ッお"ッ!
ぉ"あ"が〜〜〜〜〜ッッッ!」


いくらゴム栓で蓋をされていても弘恵の悲鳴は凄まじく、その痛々しい叫び声は麗世の顔を背けさせるに充分であった。

鈴木の冷酷な顔が歪む。
先程の脅迫を絡めた言いつけに叛(そむ)いてまでも、今の弘恵の姿は見ていられないと、その心痛を表している。


『……誰が目を逸らしてイイって言った?ほら、尻尾が生えた綺麗で可愛いウサギさんを見ろよぉ』

「ッ〜〜〜〜!!!」


タバコとコーヒーの混じった吐息が鼻先に掛かる。
あの男が接触するほどに顔面を近づけ、怒気を露わにして迫っているのが分かる。

乱暴される。
顎を掴まれて怒鳴り散らされ、瞼を摘み上げられて無理矢理に見させられる……。


「ッ……!ッ……!」


……麗世は首を左右に振った。
さっきは目の前で玉置そらが暴力に打ちのめされ、今度は弘恵という女性がコスプレさせられて乱暴をされている。
しかも自分の態度を湾曲され、あの気味の悪いモノを……。

擦りつけられた責任≠セが、麗世は自責の念に駆られていた。
もう逃げ出したい。
この男共の血も涙もない度の過ぎた《悪戯》には、もう付き合っていられない。

両手両脚と口への拘束。
麗世は首を振って意思を告げるしか方法は無い。
涙をボロボロと流し、切迫した訴えを泣き腫れた目に滲ませるしかなかった……。


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