投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

[姦獣共の戯れ]の最初へ [姦獣共の戯れ] 347 [姦獣共の戯れ] 349 [姦獣共の戯れ]の最後へ

代弁者-12




肉体的に貧弱な痴漢師が果てる前に、いつも弘恵は先に恥辱の卒倒に倒れていた。
触れてくるモノ、挿れてくるモノの全てに快感が纏わりついているヤツらの身体は、いつも手を休めずに弘恵の女体を余さずに弄んでくる。


「あ"ッッ!?……ん"ん"ッ!!」


長い髪を掻き上げて耳をしゃぶりだし、破裂寸前なまでに勃起した乳首にも愛撫が与えられた。
気がつくと首筋や裏筋までも指先は這い回り、その快楽のドブ漬けに弘恵は思わず悶えた。


「が…はあッッ……はッぐッ!?ッッあはあッ!!」

「むぐッ!?」


まるでAV女優の艶かしい演技を思わせる《喘ぎ》に、麗世は視界が揺らぐほどの衝撃を受けた。
過激な性描写のマンガで読んだセックスの最中の女性の姿に、今の弘恵の姿は完全に重なる。


(……そんなはず…無い…ッ!そんな…ッ)

「はがッ…ん"ん"ッ!!
や"…め"ッ!あ"い"ぃ"ッ!!」


恐怖で快感など感じるはずが無いと思っていた[強姦]の最中に、自慰で得られるものよりも強く《感じられる》とは信じられなかった。

男根に攪拌される秘肉はブシュブシュと蜜を飛ばし、その粘体が流れつく先の肛門は男根に喰らいついて離れない。

麗世にとって其れは、凄まじい光景だった。

強制視姦を強いてくる男が放った『交尾』という言葉が、まさに文字通りだと思ってしまった。
発情したウサギが理性を無くし、種族の異なるオスを誘って禁断の交わりに耽っているようだ。


『気持ちイイんだろぉ?麗世ちゃんのお友達の玉置そらを姦したおチンチンが気持ちイイんだろお?』

「ひぎぃッ!?ち、違ッッ…あ"ん"ん"ッ!!私…はッッ」

『ほらイケ!あそこで死んだようにブラ下がってる玉置そらみたいにイッちまえよお』


オス二匹に挟まれて激しく突き上げられるウサギは、まるで嘔吐するように唇を尖らせながら大口を開け、白目を剥いてガクンと項垂れた。

死んだように身体をダラリとさせていても、オスは交尾をやめない。
その取り憑かれたような《生殖欲求》に、ウサギは意識を取り戻して発情を口走った。


「あが…ッはあぁッ!や"め"ッッ…ん"ッ!?はひぃッ……い、イッちゃうぅッ!!」

「……………」


正確な言葉の意味は麗世には分からない。
だが、それが口にして良い類いのものではないのだけは分かっていた。


『気持ち良過ぎて頭が真っ白になったんだよなあ?玉置そらと同じでイッちゃった≠だよなあ?』

「ヤ"メ"でヤ"メ"でえ"ッ!!……ッあ"がッ!?もう無理ぃッ!!ん"ッ?ん"ん"ッッ!!」

『イケよ、スケベなアヘ顔曝してイッちゃえよお。どんな顔して《イク》のか、しっかり麗世ちゃんに見せてやれえ』


オスの口調が荒くなっても、その腰使いが暴力的になっても、弘恵は快感に酔いしれて喘ぎ悶える。


『せっかくだから一緒にイッてやろうかあ?「ケツイキしちゃう!」って叫んでみなよ。いつも叫んで……』

「ん"い"ぃ"ッ!?ひぅ"ッ…い"ッ!いッイジメないでえッ!!私ッ…ダメぇッ!!もうダメなのぉッ!!」

『だから「イク!」って叫べえ。スベスベのドスケベマンコと変態ケツマンコにいっぱい出してやるからさあ?』


弘恵の叫び声は悲鳴ではない。
否定の台詞を連ねていながら、本心では真逆の欲望を抱く見え透いた媚態そのもの。

何故オスの態度が攻撃的になったのか、麗世には分かった気がした。
股座を支配する快感に思考回路を乗っ取られた《堕メス》の本性を、弘恵は隠せなくなって曝け出してしまったからだ。

麗世は呆れ、軽蔑していた。
とても犯罪を追っていた報道記者とは思えず、そして被害者にも犠牲者にも見えやしない……。



[姦獣共の戯れ]の最初へ [姦獣共の戯れ] 347 [姦獣共の戯れ] 349 [姦獣共の戯れ]の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前