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マニア雑誌で見つけた素敵な人々
【歴史物 官能小説】

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【9】義父との爛れた情事に溺れる嫁31歳-1

【『タブーファミリー』昭和XX年7月号より。】

 この家に嫁いで七年。三十一歳になりました。今日も義父との関係を続けています。

 夫はサラリーマン。子どもは小学校の一年生と幼稚園に通う三歳の子。二人とも女の子です。

 義父は六十三歳。嫁いでしばらくした頃に、勤めていた会社を定年で退職し、今年の春には第二の勤め先の会社も退いて一日中家にいるようになりました。

 義母は嫁ぐ前に亡くなっていて写真でしか会ったことはありません。

 夫や娘たちが会社や学校に行き、下の子を幼稚園に送ると家にはわたしと義父しかいなくなります。朝食の後片づけで台所で食器を洗っていると、書斎から義父が出て来て後ろに立ちます。

 「足りないんだろ…?」

 昨夜のわたしと夫との営みのことです。義父はわたしたちの気配を感じ取ると襖ごしに聞き耳を立てているのです。

 「済まないね…」

 息子の甲斐性を詫びる素振りを見せながらスカートの上からお尻を撫でてきます。

 「三十させ頃というのにね…辛かろう…」

 義父が股間をお尻に押し付けてきます。

 「会社勤めの頃は満員電車でこんなことされてなかったかい…」

 わたしの腰骨のあたりを両手で押さえてさらに強く押し付けてきます。落として割ってしまわないよう洗いかけのお皿を置きます。

 「いい乳だ…まだまだ張りがある…」

 義父の両手が身体を這いまわりながらわたしの乳房にたどりつくとおもむろに揉み始めます。

 「さすがに電車の中ではこんなことまではされなかったろうね…。おっと、やけに揺れる電車だ…」

 乳房を鷲掴みにしながら股間をお尻に押し付けます。

 「三人目はできそうかい…男の子…昨日の様子ではまだまだか…せっかく畑を耕してやっているのにな…」

 わたしは力が抜けていき、両手を流し台について身体を支えます。

 「盛ってきたか…無理もない…うちのヤツが三十路の頃は毎日毎晩励んだものだった…」

 写真で見る義母は細身のようでした。

 「アイツがおまえを嫁に選んだのもわかる…」

 義父に言わせるとわたしは義母に雰囲気が似ているのだそうです。

 「よく濡れる女だった…」

 義父の手が下腹におりてきます。

 「ねだりこそしなかったが断ることもなかったな…」

 好色の自分をすべて受け入れたがゆえに義母の寿命を縮めたのではないかと漏らしたことがありました。

 「いい尻だ…」

 大きく張った尻は好色なのだと云います。頑丈だとも…。

 「おまえは台所でもやらせてくれるな…」

 義母は台所には男が入るものではないと言っていたそうです。

 「いい具合だ…欲しかったか…」

 義父がわたしのパンティを足元まで引き下ろすと、二本の親指で割れ目を左右に開きます。昨夜夫としたまま洗っていないので潤んだままのはずです。

 「うむ…いい具合だ…」

 浴衣の前をはだけ、夫とは比べ物にならない逸物を押し入れてきます。ぬるぬると根元まではまり込んできます。義父のものを受け容れるにはこの姿勢がいちばん合うようです。

 「鳴いてもいいんだぞ…おお、窓が開いたままか…」

 先刻承知のはずですが、義父はわたしが声を押し殺している様子が好きなのです。


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