【12・調教】-3
「ぅ……」
必死になって身体に力を込め、床から起き上がろうとする。
「はぁ…はぁ…」
ふらついて立ち上がれないことがわかると、そのまま四つん這いになってジュンイチのところへ這っていく。
「ふふっ!れんかちゃん犬みたいだね!」
「ほら!こっちだよ!」
イヌを呼ぶように手を叩く。
辿り着くと、れっさんがジュンイチのズボンのファスナーを下ろし始めた。
先ほどまで吊るされていたので手に感覚がないのかもしれない。
震える手で、それでもゆっくりと下していく。
「いいよれんかちゃん…とても愛らしいよ…」
はぁはぁと興奮し、ジュンイチの口からは涎が垂れている。
「んっ…んっ…」
とりだしたモノに舌が這い始める。
「そう…ゆっくり全体を舐めて…すみずみまで、丁寧にね…」
言われるままに舐めていく。
ちゅうちゅうと小さく吸う音がすると、ジュンイチのペニスが堅くなり完全に勃起した。
「ああっ!れんかちゃん!あっ…も、もう咥えてッ!!」
「んぐうぅう!!!」
ジュンイチの手が頭を掴み、そのまま口の中に咥えさせる。
ジュンイチのペニスはかなり大きく、れっさんの小さな口ではとても入りきらない。
それを無理やりこじ入れていく。
「ふぅっ!ふっ!気持ちいいよれんかちゃん!!」
「れんかちゃんの舌が…ふっ!口の中で暴れてっ!堪んないよっ!!」
「れんかちゃんはどう!?おいしい!!?」
動きを一旦止め、顔を自分のほうに向けさせる。
「ぐっ…お…おいしい…んぐっ…です……」
はぁはぁと、息を整えながられっさんが答える。
「あぁ…れんかちゃん…いい子に戻ったね……さぁ、ご褒美だよ…」
ジュンイチは恍惚の表情でそういうと、更に力を込めれっさんの頭を自分の腰に打ち付けていく。
「んぐ!!?お…ぅ…ごっ!ぐぷっ!!ごっ!おごっ!!」
れっさんは顔を真っ赤にして必死にそれに耐える。
ジュンイチのペニスはもう口の中に入りきりそうだ。
「ンッ!おおおっ!!れんか!!出る!!ボクの精子!飲ませてあげるっ!!」
「ああっ!!おほおおっ!!れんかあああっ!!!」
「んーーーっ!!!おごおぉおぅ!!!んんんぅおーーっ!!!」
足をバタバタと動かし、喉奥から叫び声をあげ、れっさんの身体が苦しさで痙攣する。
「んぐっんっ、んぐっんぐっ…」
目を堅く閉じ、涙を流しながら出されたものを嚥下していく。
「いい子だね…れんか、おいしい?僕の精子おいしい?」
頭を撫でられながら聞かれ、こくこくと頷いている。身体に鳥肌がたっているのが見えた。
「最後口に残してね?口の中僕に見せて…そう…あぁ…厭らしいよれんか……」
れっさんが口を開け、ジュンイチの精子で満たされたそれを見せる。
「さぁ飲み込んで…うん!よく出来たね!!えらいよれんかちゃん!!」
ジュンイチが力いっぱい華奢な身体を抱きしめる。
「…ぁ…ぅ……」
「そう…疲れちゃった?いいよ、寝ても!」
「あ、その前にちゃんと愛してるって言って欲しいなぁ」
「ぅ……」
れっさんの顔が歪む。
「ほら、やっぱりいつも一緒にいても言葉に出さないとダメって言うでしょ?」
「れんかちゃん『いい子』に戻ったよね?ボクのことが大好きな綺麗で純粋ないい子に…」
「そうでしょ?」
「ひっ…っ」
恐怖にれっさんの顔がひきつる。
「あ…あいしてます!ジュ、ジュンイチ様のことあいしてます!!」
「ほんとに!?」
「だ、誰よりも…ふ…うぐ…誰よりも…あい…あいして…ます…」
れっさんの顔が涙でぐしゃぐしゃになる。
「大丈夫だよ!れんかちゃんの気持ちは僕に痛いほど伝わってるよ!!」
「ボクのことそんなに愛してくれてるんだね、うれしいよ!」
そう言い、泣いているれっさんに唇を重ねる。
「ん…ふぅ…んぅ…」
ちゅっ!じゅるっ!ぢゅるる…ぢゅくっ!
キスが激しくなっていく途中で力尽きてしまったのか、れっさんの身体から力が抜ける。
「ふふ…おやすみれんかちゃん!」
「ずーーと!一緒にいようねっ!!」
はしゃいだようにジュンイチはそう言うと、気を失ったれっさんをベッドに寝かせ、その身体を貪り始める。
動画はそこで途切れた。