魔物戦記〜新たな仲間〜-3
「名は?」
「ナギ=ガウストだナギでいい」
「饅頭すきか?」
「は?」
「ネギ饅頭だ」
「おう!」
「よかった、さっき相棒に味覚がおかしいって言われたんで気にしてたんだ」
「うっ・・・俺も言われた事がある」
ノウェとナギは顔をあわせて笑う
「なんか気が合いそうだな」
「確かに!」
「ナギ!早く行くよ!」
少女がナギを呼んでいる
亜美と同い年くらいだろうか?
どうやらナギの相棒のようだ
「もう行かなきゃ」
「18くらいか?」
「あぁ最年少だ」
「俺の相棒もだ。お互い大変だな」
「あぁ、饅頭うまかったよまたいつか会おう」
「あぁ、必ずな」
ナギは集会場を後にした
「さっきの人だれ?知り合い?」
「今知り合った」
「そう」
亜美はノウェの隣に座る
「こいつなんてどう?」
「ん?こいつはベヒモスか?」
「うん、まぁ人工だろうけどね」
「もし原種なら驚き物だよでも、原種や稀少種は俺が思ってるより生き残ってるみたいなんだよなぁ」
「ガロも生きてるかもだしね」
「あぁ」
「じゃあ行こうか」
「おう!」
ノウェと亜美はベヒモスが居るという汽車で3時間ほどの田舎町に向かう