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魔物戦記
【ファンタジー その他小説】

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魔物戦記〜新たな仲間〜-2

でもないようだ


「また意味の解らない食べ物・・・あんた味覚おかしいわよ」

「そうかなぁ」

「絶対おかしい!」


そんなことを話しているうちに次の駅に着いてしまった


「まずは集会場へいって、魔物の情報ね」

「集会場へ行くのは久しぶりだなぁ」

「ちょっと寄り道しすぎたね」

「しらみつぶしに移動してたからなぁ」


今度はちゃんと自分の荷物を持っている亜美がすぐにギルドと書いてある大きな看板を見つける


「あったあった!ここ大きいねぇ!」


ノウェの返事はない


「あれ?ノウェ?」


お目当ての姿は屋台の前で見つけることが出来た


「何してるの?」

「少年漫画に書いてあったネギ饅頭だ!」

「また変な食べ物・・・先に集会場行ってるよ!」

「あっゴメ・・・ちっと、待ってくれよ!」


集会場の中はかなり広い造りになっていた


「結構人多いねぇ」

「俺カウンターで待ってるよ」

「うん、じゃあターゲット持ってくるね」

「おう」


カウンターに行くと若い男が座っていた
21くらいか?


「隣いいか?」

「あぁかまわないよ」

「マスター、シルバーブレッドを頼む」

「はいよ」

「へぇ、バンパイアがシルバーブレッドをねぇ」

「何!?」

「人間の変化だろう?」

「なぜわかった?」

「カンかな?」

「魔物の種類すら当てるなんて、大層なカンだな」

「まぁな」

バンパイアだと見分けたのはかなりすごいことだが、不思議と友になれそうな気がした


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