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人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

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揺れる奈岐-3

 亮は、奈岐からのメールを開封してみた。メールが来ていることはわかっていて、はやく読んでみたかったが、夜になった。
 もし奈岐からメールが来なければ亮の方からメールするきっかけをつかみ損ねていたのでそれで二人は終わっていたかもしれない。亮はそれでもチャットを二年ほど続けていたので何人か懇意になった女性がいたが、些細なことで連絡が途切れたり、女性の方から来なくなったりということで関係が途切れてしまっていた。
 奈岐の気持ちがどうなのか、亮としてはわかるようでわからなかった。あれだけ強く拒絶されて、亮としては半信半疑になっていた。ただ奈岐の方から連絡してくれたことはやはりうれしかった。奈岐への思いは亮にとってもちろん特別なものだった。話をしていても愉しく、身体を癒し合うのも特別な快感を伴なう飛び切りの交接だった。それがバーチャルなモノであろうと奈岐のことを好きでしょうがないからこその快感であり、快感はそういう意味でとりわけ正直だった。
 一日逡巡したが、今日の夜はメールを返そう、そう思って仕事をしていたがその仕事がその日までにやり遂げなければならないものだったため、帰宅したのは午前一時を過ぎていた。夕飯はカップラーメンとパンをひとまず食べたのでその夜は遅くなりすぎているため、シャワーだけを浴び、落ち着いてメールを返すつもりだったが疲れでベッドに横になると寝てしまっていた。
 
 メールを出した翌日の夜も返信が来なかった。早く既読にはなったが、丸二日ほど反応が無く、奈岐は寂しかった。その日は朝から仕事が立て込んでそのことを思う暇が無かったのでよかった。
 でも寂しいのは定時で仕事を終わって帰宅してからだった。その日、啓介との食事の用意をしながら、亮のことであれこれと行ったり来たり頭の中は混乱していた。啓介との食事を終え、お風呂に浸かっていて落ち着かなくなり、手が自然と下半身に行くのを止めることが出来なかった。
 奈岐は、睦夫のことを思ってバスタブの中で乳首とクリトリスを触っていた。お湯の中で触れられる乳首とクリトリスが敏感に反応しだした。乳首が指で弾くと奈岐の綺麗なピンク色の乳首は跳ね返るほど固くなり、熱く火照ったクリトリスは摘まめるほどぷっくりとしてきた。押し寄せる快感の中はお湯という中間媒介を通して摘まんだり、弾いたりしているうちに逝きそうになっていた。啓介がリビングに居て大きな声を出せないことはわかっていたが、逝く時になって堪らなくなって吐息が漏れてしまっていた。
「奈岐、どうした?」
と啓介が声掛けしてくれて我に返り、
「うん、ちょっと肩が凝ってて揉んでたの」
「そうか、お風呂から出たら揉んであげるよ、のぼせたらいけないから長湯しないようにね」
「うん、ありがとう」
 奈岐は肩を揉んでくれるより、抱いてほしかった。
 逝ったらすぐに啓介に声掛けされたのでクールダウンの快感が不十分なものになった。欲望が燃え残った。
風呂上がりのベッドで啓介は肩を揉んでくれたが、奈岐はその手を胸やあそこに回してほしかった。奈岐は、啓介の手をとって自分の胸に押し付けた。乳首はまだ立っていて啓介の指で弾くように行ったり来たりさせた。もう片方の啓介の手を自分の股間に導き、その指でクリトリスを押すように促し、啓介の目を見つめた。
久しぶりだった、奈岐がここまで啓介を誘ったのは。優しい啓介は、自分で指を動かし始めてくれた。啓介の指がパンティーの中に入って行き、奈岐のクリトリスをはじき始めた。奈岐はうっとり快感に浸っていった。一度逝った奈岐のクリトリスは逝きやすくなっていた。啓介がクリトリスを指で弾くペースを上げると奈岐はもう我慢することが出来なくなっていた。
「啓介!!逝く逝く逝くウうーーー」
奈岐は啓介の指で逝かされていた。気持ち良く逝かされた奈岐が啓介のまだ柔かい陰茎に手をかけ、パジャマのズボンを降ろしてフェラチオをしようとした時だった。
「奈岐、今日はこれくらいにしょう。ぼく、すごく疲れてて」
 指で逝かせてくれたものの、またも奈岐は啓介に肩透かしされ、取り戻すことのできない満ち足りなさを背負い込むこととなった。


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