狂宴-13
「ふふ、鈴香ちゃんお潮を拭いちゃったのね。こんなに勢いのある潮、見たことないわ」
フラン、美姫、志織の3人もその噴水を浴びに来た。4人のスタイル抜群の美女達が舌を伸ばし、透明な淫水を受け止めるその姿は、いやらしくも神々しい芸術作品の様でもあった。
「ハァ・・・ハァ・・・あ、あたまが・・・おかしくなっちゃう・・・」
怒涛の快感の洪水に鈴香の全細胞が喜びに満ち溢れている。股間から全身を貫く絶頂は言葉にならない。イキすぎて少し頭痛さえ感じる様になっていた鈴香であったが、
「じゃあ次は私と貝合わせするわよ。お股開くね」
「はぁ!?何言ってんのよ、次は私がヤるのよ」
「えー、ここは年功序列で決めるべきじゃない?つまり、わ、た、し」
散々ヤッたにも関わらず、さらに肉体を疼かせていたフランと美姫と志織の3人が横たわる鈴香を上から覗き込みながら小悪魔のような表情を見せる。その背後では、夜雲が相変わらず妖艶な笑みを浮かべていた。
女達の狂乱はまだまだ終わりそうになかった。
(今・・・何時かしら?)
いつから気を失っていたのだろうか。目を覚ました鈴香は一生分の汗と涙と涎と潮で放出したのではないか、と思わずにいられないほどの淫水を全身に惑わせていた。それは自分でも思わず目をしかめるほどの臭いである。
周りにはフランと美姫と志織の3人が鈴香と同じ様な状態で倒れていた。一応意識はあるようだが、それぞれ息を切らし腰をビクビクさせながら絶頂の余韻に浸っている様だ。
起きあがろうとした鈴香だったが、怒涛の連続絶頂痙攣を体験した肉体は思う様に動かない。頑張って体を動かそうにも、力を入れるたびにどこかしらがビクッと痙攣し、思う様に立つことままならない。