狂宴-10
「なーんだ、もうおしまい?まだまだ遊びたかったのになぁ〜」
立ち上がった志織が背中を伸ばしながらまだまだ満足したりない様子で言った。
「いや、私もう無理。っていうか髪にまで精子こびりついてるしマジ最悪」
「えー、私はまだイケるけどなぁ。この人たち、バイアグラとか飲ませたらまだ勃つんじゃない?」
ウンザリした様子の美姫と倒れた男の萎んだペニスをピンと指で弾くフラン。無理と言って疲れ切った表情をしている美姫だが、その表情とは裏腹に心の中ではアクメを感じたりないとウズウズしていた。
するとそこへ、
「いいえ、まだ終わっていないわよ。あなた達ももう少し付き合いなさい」
夜雲が四つん這いの状態のまま3人に声をかけた。下を向いて俯いているので表情はわからないが、全身から精液の生臭い異臭を漂わせていながらも、その妖艶さはますます磨きがかかっている。
「お客様を煽動しあまつさえ乱交パーティーまがい、おまけに私や他の女の子達まで巻き込むなんて、この罪は重いわよ」
夜雲が鈴香に視線を向ける。切れ長の目をキラリと光らせたかと思ったその時、獲物に飛びかかる豹のように俊敏な動きで鈴香に襲いかかった。
「今夜の事は特別に水に流してあげるわ。私も割と楽しんじゃったから。・・・でもまだまだ付き合ってもらうわよ。今夜は帰さないんだから」
夜雲の舌が鈴香の口の奥深くまで差し込まれる。ベロとベロがチュパチュパと絡み合う音が響き渡った。
「ンッ、チュ、ジュルッ、・・・ふふ、そんなこと言って、本当は私に最後の主導権を握られたのが悔しかったんじゃないんですか?私としては次期マネージャーとしてお客様に精一杯おもてなしをさせていただいたつもりなんですけど」
「まぁ生意気。まだ仮の話なのにもうお店の代表のつもりなのかしら。そんな悪い子にはもっとキツイお仕置きをしてあげないと」
グイッと指を鈴香の秘裂にねじ込む夜雲。ヌルヌルと指を動かし、鈴香のGスポットを見つけると巧みな愛撫で彼女に甘美な快楽を与えていく。鈴香は再び絶頂し、背中をのけぞらせ、爪先までピーンと伸ばして全身をプルプルと痙攣させる。