第四十七章 ママと同じ-2
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『あああ・・・・』
身体を放した時、少女は切ない声を漏らしながら男を見ていた。
ドロリと熱いものが流れていく。
シーツを染めた赤い染みを竹内は感慨深く見つめていた。
圭子のヴァージンを奪った感動に包まれている。
『へ・・へへへへ・・・』
照れ笑いを浮かべる男は少女の母を抱き上げた。
『このままにしておくわけには、
いかないしな・・・』
軽々と持ち上げ、部屋を出て行った。
取り残された少女の胸に一抹の寂しさが残ったが、シーツの汚れに気づくと笑みがこぼれた。
眠る母目の前で、ヴァージンを捧げたのだ。