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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第四十七章 ママと同じ-1

第四十七章 ママと同じ
『お早う、ママ』
ダイニングに現れた母に、少女は爽やかな笑顔で声をかけた。

『お早う・・・』
複雑な表情で香奈子は言葉を返した。

『あの・・・竹内さんは?』
オズオズと聞く母に、圭子は素っ気無く言った。

『もう、いないわよ』
『えっ・・・?』

意外な答えに声を詰まらせ、娘の顔を見た。

『朝早く起きてらして、帰っていかれたみたい』
少女は目を合わす事なく、朝の食卓の用意をしている。

『私も寝坊しちゃって、
起きた時には誰もいなかったわ・・・。
玄関にメモが置いてあったの』

『そう・・・』
一枚の紙片を渡された香奈子は、気の抜けた声を出した。

確かに竹内の書いたものだった。
暫くボンヤリとメモを見つめていた。

昨夜の記憶が途切れていた。
目覚めた時は自分の部屋で、ベッドの上だった。

裸だった。

『いつの間に・・・?』
頭に激痛が走った。

『いた・・い・・・』
強力な睡眠薬を飲まされていた事を香奈子は知らない。

『お布団・・・片付けておいたから』
娘の言葉にハッとした。

『シーツも洗っておいたから・・・』
俯くようにして、小さく呟いた。

『そ、そう・・・』
香奈子は顔を真っ赤にして声を詰まらせている。

(ど、どうしよう・・・?)
シーツの事を言われて思い出してしまったのだ。

(わ、わたし・・・)
竹内とセックスしたのだ。

誰もいない留守の時ではない。
娘がいる同じ家で、夫の友人と交わっていたなんて。

何て、はしたない事をしたのだろうか。
圭子の顔を、まともには見られない。

(ママ・・・慌てている・・・)
戸惑う母の表情を、そ知らぬ顔でうかがう圭子は奇妙な充実感を覚えていた。

(何も・・・何も、知らないのね?)

『ご、ごめんなさいっ・・・』
香奈子は朝食も取らずに、部屋に戻っていった。

(ああ、わたし・・・)
一人、ダイニングに残った少女はウットリと昨夜の事を思い出していた。



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