第四十六章 従順なメス犬-4
「あっ・・・んっ・・・」
後ろから抱きしめる男に身体を預け、節くれだった指が乳首を弾く刺激を心地よく受け止めている。
(ああ・・・いい・・・おじ様ぁ・・・)
「んふぅ・・・・あはぁっ・・・・」
快感が増すほどに、少女の欲望も膨れ上がっていく。
脳裏に数々の痴態が浮かび上がる。
それは圭子だけのものではない。
(ママ・・・ママァ・・・)
竹内と交わる母の姿が見える。
『ああっ・・・いいっ・・竹内さん・・・』
母が叫ぶ喜びの声に、少女の心が弾む。
(嬉しいっ・・・ああ・・凄く、嬉しい・・・・)
母が交わった男に、今、犯されている。
「圭子ぉ・・・・」
「おじ様ぁ・・・」
重ねた唇で熱い囁きが交わされる。
(同じ・・・・わたしも・・・)
少女の望み。
幼い頃から抱いていた母への憧れが、理不尽な形であるにも関わらず圭子を幸せな気分にさせていた。
無垢であるが故、染まるのも早い。
(ママ・・ママァ・・・)
淫乱に調教されながら、更なる欲望を求めていく。
(同じだよ、ママ・・・・)
追いかける母の面影に、圭子は自分を重ねていた。