第四十四章 ロスト・ヴァージン(画像付)-7
「おほぉ・・圭子・・・圭子ぉ・・」
「んふぅ・・はぁ・・んぐぅ・・あむむぅ・・」
知らない内に自分からも舌を絡め、相手の唇を貪るように求めていく。
「ああっ・・あっあっ・・あんっ・・あんっ・・・」
官能が貫いていく。
覆いかぶさる竹内の巨体に身を晒し、大きく開いた足が腰の動きのままに、ゆらゆらと揺れている。
「あふぅ・・んんっ・・・
んっんっ・・んんっー・・・」
傷みの後は快感が待っていた。
細い両腕が背中に廻り、いじらしくもしがみつくように抱きしめている。
「あっ・・・ああああっー・・・・」
大きな波が立ち、少女の身体を浮かせるように飲みこんでいった。
(ああっ・・・凄いっ・・・
わたしっ・・・・ああっー・・・)
「あっー・・・あああっ・・あっー・・・」
何度も叫んでいた。
(セックスしているっ・・・・
竹内っ・・・お、おじ様とぉ・・・)
不条理さが興奮に拍車をかける。
薄目を開け、一つになった事実を探る。
(ああ・・や、やっぱり・・・)
その男は目の前にいた。
下卑た薄笑いを浮かべ、睨んでいる。
「へへへ・・・どうした?
感じてきたんだろう・・・」
「ああ・・・ふぅ・・ん・・・」
「甘い声出しやがって・・・
さっきまで痛さに泣いてたくせによぉ・・・。
まったく淫乱な奴だぜ、お前の母親以上だな・・・
え、おい・・・?」
男が目配せする方向を見ると、気絶したままの香奈子が横たわっていた。
「ああっ・・・マ、ママァ・・・」