第四十四章 ロスト・ヴァージン(画像付)-11
「ああっー・・・」
叫びながら圭子は大きく背中を仰け反らせる。
「あっー・・あっあっ・・あっ・・あっー・・・」
一転して激しくなった動きに反応している。
「お前は淫乱なんだっ・・・
香奈子とそっくりだ・・・」
「ああっー・・・」
「今日からは、お前は俺のもんだっ・・・」
「あぐぅっ・・あああっ・・・」
一言、一言、えぐるように言葉を投げてやる。
「香奈子と・・・
お前のママと同じように調教してやるっ・・・」
少女が洗脳されていく。
チラリと横を見ると横たわる母がいた。
「ああっ・・マ、ママァ・・・」
睡眠薬で眠らされている香奈子は娘の声が聞こえないのか、安らかな寝息を立てている。
「そうだっ・・・よく見ろっ・・・・
見るんだ、圭子ぉ・・・」
「ああっ・・・ひぃっ・・ひぃ・・・」
コックの固さと熱さに悲鳴をあげている。
「お前も香奈子以上に淫乱にしてやるっ・・・」
「ああっー・・・」
強烈な快感が走る。
いつしか、少女は夢中になって叫んでいた。
「ママと・・・ママと同じっ・・・
ああっー・・・」
くしくもそれは、幼い頃からの夢だった。
母のようになりたい。
シンプルな願いが、植えつけられた欲望と無意識に重なってしまう。
「ああ・・いいっ・・・いいっー・・・」
「そうだっ・・・圭子っ・・・・
もっと叫べっ・・・もっと感じろっ・・・」
「お、おじ様ぁー・・・・」
男の名を呼ぶ圭子は、焦点が合わない瞳が宙をさ迷う。