【4・挿入】-2
暗くなった部屋に、明かりが灯される。
外はとっくに暗くなり、星が瞬きはじめていた。
「うわ、れっさんどっろどろだなww」
「はぁ、はぁ、はぁ!」
呼吸をするのに必死で、もう何もしゃべれなかった。
わたしの身体は汗と涙とお互いの体液でどろどろになり赤く蒸気している。
「さすがにヤりっぱなしで疲れたな、休憩にするか」
(ぁ…お、わ…った…の?)
あれから何度もセンさんのモノを受け入れさせられ、イかされ、わたしはもう、動くことが出来なかった。
やっと解放される…そう思ったと同時に、センさんが告げて来る。
「れっさんは宿題あるから休憩なしね」
「これせっかく買ったのにさあ、まだ使ってないでしょ?」
さきほど見せられたバイブを手にとり見せられる。
「ぇ、ぁ、や、やだ、やだぁ!!」
ベッドの上から必死になって逃げようとするが、身体にまったく力が入らない。
「ほら、逃げないの!気持ちいいからww」
「これもつけとくか」
そう言って、手錠をかけられ、また両手両足をベッドに繋がれる。
「やだ!やだぁ!もういやああ!!」
センさんは泣き叫ぶわたしを押さえつけ、両乳首にローター、クリトリスに電マ、そして…膣内にバイブを挿入し、固定した。
「ああ!とって!とってええ!!やめてええぇえ!!」
「…いれるよ」
カチリ、スイッチが押される。
「ひ…っ!あ、ああああぁああ!!!」
どこにそんな力が残っていたのだろう、と思えるほどに身体が跳ね、人間の手とは違った機械の動きに一気に昇り詰める。
「やああああ!!!」
びくん!びくん!!
と、身体が面白いように跳ね続ける。
「おっと、これも忘れないようにしなきゃな」
センさんはポケットから何かの薬を取り出し、喘いでいるわたしの口の中に無理やり押し込んできた。
「飲んで」
そのまま水を口に含むと、口移しでわたしの口の中に流しこまれる。
「んぅ!んぐぅ!?」
呼吸が出来なくなり、思わずその何かを飲み込んでしまった。
「あ、いま、の、な、なに…?」
「もっと気持ちよくなれるよ」
にやにや笑いながらそう言うと、そのままセンさんは部屋を出て行ってしまった。
「んっ!んっ!ぅ、んんっ!」
機械の動きはランダムに強さが設定されているのか、動きがまったく読めない。
連続される激しい快感に何度か失神し、そのたびに強い刺激でまた目を覚まされる。
「あ!はぁっ!あっあっあっ!!」
「だっれ…か、た、たすけ…ん!ん…っ!」
部屋の中は、機械の音とわたしの喘ぎ声だけが響く。
「う…ああ!あぁ!」
機械の動きがまた大きくなる。振動が激しくなり、なかで大きくウネリ始める。
「んぁ!ああぁ!…あ!やああぁ!!」
また意識がはじけ、視界が真っ白になった。
「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」
ヴゥゥウウウン…ッ!!!
呼吸を整えることも許されない。
「も…い、やぁ…」
「とって…お、ねがい…」
「せ…んさ、と…って…せん、さ…おね、がい…たすけ、て…っ」
わたしは、センさんの名前を何度も繰り返し、ベッドの上で1人跳ね続けた。