第四十二章 セカンドキス-5
「あはぁ・・・むふぅ・・んん・・・」
天使のような顔が、むさくるしい中年男の唇を求めている。
(夢と・・夢と、同じ・・・)
「おおお・・・け、圭子ぉ・・・」
少女の積極的な態度に竹内も強く抱きしめる。
「あああ・・・お、おじさまぁ・・・」
二人はまるで恋人同士のように、互いを呼び合いながら口付けを繰り返していく。
「んふぅ・・ああ・・・あはぁ・・・」
(う、嬉しい・・・・あああ・・・)
圭子の心には、何の疑問も浮かんではこない。
「おおむぅ・・んみゅぅ・・・」
目を閉じ、男に陵辱されるままに唇を捧げていた。
(おじさま、おじさまぁ・・・)
竹内を抱く細い腕が、ギュッと力を込めていった。