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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活C-5

理央はゆっくりとそこから指を引き抜いた。

加奈子はくるり、と布団の中で振り返ると、枕元にあるティッシュボックスからティッシュを数枚取り出し、理央の指を拭いてやる。

「優しいのも、好き」

心配していた行為が、優しいのだと加奈子が言ってくれて、理央はほっと胸を撫で下ろす。

ベッド下のゴミ箱にティッシュを捨てると、加奈子は理央に抱きついた。

咄嗟に、理央は下半身を引く。
もし密着したら、我慢できなくなってしまうかもしれない。

だが加奈子は、背中に這わせる手に力を込めて、太ももを理央が離したそこに押し付けてーー唇を密着させる。

ゆっくりと、理央の口腔内を舌が這う。

加奈子の柔らかな舌が這うのはーーもうダメだ。我慢なんかできなくなってしまう。

理央が唇を離してうっすら目を開けると、加奈子が理央の頬を撫でる。

「気持ちいい」

ふふっ、と微笑む加奈子の顔が可愛い。

いいのだろうかーーそう思いながら、加奈子のパジャマのボタンに手を触れる。

「嫌じゃない? 痛かったりしたら……言って」

「はい」

笑って、こくん、と頷く。

ボタンが全て外れると、体を離した加奈子は布団の中で、下着とズボンを同時に脱いで丸めると、枕元に置く。

仰向けになった加奈子に、加奈子の左側から覆い被さるようにして、口付けを施す。

加奈子が首に手を回し、理央の舌を吸い始めた。
理央の頭を、加奈子の柔らかい舌の愛撫で溶かしていく。
加奈子はゆっくり動かしているのに、理央は単調に、興奮度が増してその口腔内を食らいつくそうとする。

しばらくして、唇が離れた。

「ーー嫌じゃない?」

「ふふ、あたしから下着脱いだのに? 優しいけど……それは意地悪」

しーっのポーズをするように、人差し指を立てて、理央の唇に押し当てた。

理央は嬉しくなって布団を剥がすと、上半身のパジャマは身につけているが乳房をさらし、下半身が丸見えの加奈子をじっくりと見る。

加奈子は恥ずかしそうに、太ももを閉じて、膝を内向きにさせる。

未だに裸体を見られることを恥ずかしがるのに、セックスに没入すると、彼女はひどく卑猥になる。

隼人や理央によってこじ開けられた佳織のように、加奈子がセックスに対してオープンになりすぎなくて良かった、幾度も理央はそう思った。
好きな男がいても、他の男をも求めるようなーーそんな女でなくて良かった。
もしそんな女だったらーー自分はどうなっていただろう。
木綿子に加奈子の卑猥な姿を見られるだけでも、嫉妬に狂ってしまいそうだったのに。

左手で乳房を揉み、反対の乳房に舌を這わせる。
幾度も繰り返すと、加奈子が息を吸い込み、唾を飲み込み、そして息を吐き出す。呼吸が荒くなる。

舌先の胸の頂きが、舐めているとすぐにぷっくりと膨らんで、コリコリとした感触になっていった。


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