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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活C-3

そのまま、理央の指先がズボンの中に入り込んで、臀部の肉に触れる。

「んッ……」

とうとう、唇から吐息が漏れた。

下着の上からゆっくりと、優しく臀部が揉まれ、指が沈む。
目を閉じたまま、漏れる吐息を抑えたくて、手のひらで口元を覆った。

温かく、少し汗ばんでいる手のひらが、ぐにぐにと、脂肪がついて冷たい臀部の感触を楽しんでいる。

「あっ……」

左手が加奈子の腹に回されて、理央の側に体が引き寄せられる。
そうされながら、右手はスボンに入り込んだままだ。

「ふ……っ、ん、ぅ」

大きな声をあげるには足りず、温かくて、優しい指によって与えられる快感は、まだまだむずむずとした感覚でもどかしい。だがー


(今日……優しい……。なんだか、安心する)


パジャマ越しに体に回された左手も、腹を撫でる性的なしぐさでありつつ、好きな人によってなされる安心感がある。

下腹部が波打つのと同時に、精神的な安心感に包まれていく。
加奈子は口元を押さえる手をずらして、腹に回された理央の手にそっと添える。

そして、ぴったりと揃えていた両脚の太ももの、左脚を少しずらした。

理央は意図を理解したのかーー臀部の側から下着の中に手を差し込む。
半ば開かれた脚の隙間から、指先が滑る。

脚が開かれていることによって、すぐさまクレバスから染み出す体液が指先に触れる。

縦にそって撫でられーー、理央も、加奈子も、二人がお互いを思いやる優しい感覚に酔いしれる。

小さな作りのそれに備わる薄めの肉びらも、きゅっと締まった入口も、理央は丁寧に撫でる。
焦らしている、というのではなく、まるでその形を確かめるように。

理央の手に添えている、加奈子の手が汗ばんでいく。
はぁ、はぁ……と吐息が漏れていく。

それに応えるように、優しく体を抱く理央の手に、力が込められていく。

「ん……っ、ん……あっ……」

指先が、加奈子の敏感な部分に触れる。
優しい快感の中に、強烈な刺激が与えられる。

ゆっくりと尖った肉芽に円を描いて、慣れた手つきで加奈子を快感に導こうとする。

激しく求められるのも好きだが、こんなにも優しく扱ってくれる理央も大好きだった。

初めて二人で体を密着させたときもーー彼は加奈子を欲しがったというが、その体を離した。


(あたしの方が我慢できなくて、ひどいことしたのに……優しくて……)



「ーーん、んん………、んっ……!」

優しい指先で、加奈子は絶頂に達した。

小さく体を震わせて、理央の手に添えている、自身の手に力が入る。
恥ずかしくて、下唇を噛んで、荒い息をなるべく漏らさないように我慢する。
理央は指の動きを止めたものの、そこに優しく添えたまま、ぎゅぅうっと左手で加奈子の体を抱きしめる。

洗いたてで、丁寧に乾かされたサラサラの髪の毛から香るシャンプーの匂いと、そこに紛れて首から漂う、性的な甘い体臭にクラクラする。
理央を誘う体液が、指先にはとろとろと溢れて止まらない。
指を少しずらして、きゅっと閉まった入口に添わせると、痛みを感じさせないようにゆっくりと侵入させる。


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