第四十一章 ザーメンを飲む圭子-2
「おっ・・・おおおっ・・おっ・・・」
震える声と共に、ペニスがビクンビクンと反応している。
(ああ・・・うれしい・・・)
根元を握った指に力が入る。
(もっと・・・・感じてほしい・・・)
奉仕したい自虐的な気持ちが懇々と湧き出てくる。
(どうして、こんなに・・・)
喜んでもらいたいのだろう。
仁王立ちする男の前に跪く自分の姿に、胸がキュンとなる。
「んふ・・・ん・・・はぁ・・・」
ペニスを濡らす唾液が、零れ落ちる程溢れてくる。
「あふぅ・・・んん・・・んふぅ・・・」
目を閉じ、しゃぶるように夢中で舐めていく。
「おお・・・おおお・・・おお・・・」
男の声が聞こえる。
波打つ興奮が命じる。
(もっと・・・ああ、もっと・・・)
淫乱になれと。
「あふぅ・・・んぐぅ・・・」
無意識にペニスを頬張っていた。
滑らかに唇に飲み込まれていくコックの感触が気持ちいい。
両足を抱え込むように喉の奥まで飲み込んでいく。
「ぐぅっ・・・んっ・・・んんっ・・・」
少しも苦しく感じない。
(ああ・・凄いっ・・・わたし・・・)
咥えている。
竹内のペニスを。
「んっ・・・ふっ・・・んっ・・・」
無意識に唇を滑らせ始めている。
「んっ・・・ふぅっ・・んっ・・んっ・・・」
脳裏に焼きついている母を真似、その動きをなぞるようにリズムを刻んでいる。
(オチンチン・・・凄く、大きい・・・)
ジュル、ズチュルと淫靡に音をたてていく。
(いやらしい、わたし・・・
ああ、何ていやらしいの・・・?)