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人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

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睦夫との邂逅―その2-2

 その恋が成就する時、新庄の胸に去来したのは、この一年以上の切ない思い、そして若い頃の同名の奈岐という女性への切ない片思いだった。その二つが新庄の胸の中でない交ぜになって、いま少年のようにドキドキと心臓を脈打たせていたのだった。
「奈岐ちゃん、ぼくは君に逢った時から恋をして、それからいつも君を切ない思いで見つめていたんだよ。大好きだ、本当に、愛している、、、、、
奈岐ちゃんにこの気持ちをもっとちゃんと伝えてからこういうところに来たかったけど、ごめんね、こういうかたちになっちゃった、、、でも僕の気持をわかってほしい、本当に心からあなたを愛しています、好きです、奈岐ちゃん」
「、、、、、、」
 奈岐はそんな気持ちでいてくれているとは思いもよらず、ただ身体を求めてなかば嵌められたと思っていた。ただここまで手練を使われて落とされた以上、覚悟を決めただけだった。
新庄の言葉に嘘は感じられなかった。
いま奈岐は、新庄の素直で率直な告白を聞いて、自分を恥じた。
「新庄さん、、、、私、わたし、、新庄さんが、好き、、、」
 新庄の胸が一段と高鳴った、そして否が応でも前が膨らむのを止めることができなかった。そして胸が張り裂けそうに愛が溢れてきて、思いっきり奈岐の唾液を吸った。新庄はこの愛を育てたいと思った。
「奈岐ちゃん、睦夫って名前で呼んでくれないか」
「はい、、、、、睦夫、、さん、、、、好き」
 睦夫は、奈岐が纏っているバスローブの紐を解いて脱がせた。そこには全裸の美しい奈岐が立っていた。しばし睦夫は奈岐の身体を目で追った。そこには、肩先までのボブの隙間からほの見えるうなじと首すじ、肩から腕のまろやかな女性らしい線、そして首の下には色白な綺麗な肌が酔いと上気から幾分ほんのり赤みを帯びた胸元が、そしてその下にはこんもりと白い豊かな乳房が形よく張っていた。そして乳首は薄いピンク色をしたやや小さめのもので奈岐の可愛らしさにぴったり添ったものに見えた。そしてその下には柔かそうな熟れた身体はくっきりとくびれを描き、豊満な臀部へと続いていた。少女のような可憐さを残しながら盛りを向かえた女の成熟が、強くそして柔かく輝くような魅力となって睦夫の前にあらわれていた。
睦夫は奈岐の肩をとって抱き寄せ、耳からうなじ、首筋と順にゆっくりと愛撫していった。
「あん、、、、あ〜ん、、、」
奈岐はかすかに吐息を漏らし始めた。
睦夫は、自分も浴衣からパンツまで脱いで奈岐を抱き寄せた。二人は生まれたままの姿で抱き合った。睦夫は愛撫を続け、奈岐の張りのある大きな乳房へと唇を這わせていった。奈岐の綺麗なピンク色の乳輪が睦夫の前にあらわれると、舌で乳首のまわりの乳輪を円を描くように舐めまわした。すると感度を増した奈岐の乳輪にぽつりぽつりと点状の小さな小さな突起が浮かび出て来た。エロスが花開こうとしていた。
「あ〜ん、、、、あ、、、ん、、、あん、、、」
奈岐の吐息は小さいが快感が徐々に増しているようだった。睦夫は乳輪を舐めていた舌を引っ込めて、乳輪ごと奈岐のピンク色の美しい乳首を口に含み、たっぷりの唾液で奈岐の乳首を濡らした。そして唇と舌でしゃぶるうちにこりっとしてきた可愛い乳首を舌で転がし始めた。
「あ〜〜ん、、、、あ〜、、、ん〜、、あん〜〜、、、」
 そして舌先を細く固くして、こりっと硬くなり敏感になった奈岐の乳首を思いっきり撥ね上げ、返ってくる舌で跳ね下げるという愛撫を繰り返した。
「あ〜〜ん、、、、、、だめ、、、睦夫さ〜ん、、、あんあん〜ああ〜ん、、、」
 奈岐は睦夫との官能と愛の世界に浸りはじめ、よがり声を上げはじめた。
 睦夫は、口元での乳首愛撫を続けながらもう片方の乳房へ手をまわしその乳首も指ではじき始めた。
「あ〜〜ん、、、、、だめ、、、だめ、、、、睦夫さ〜ん、だめ、、、、あん〜ん〜ああ〜ん、、、あん」
こんなにも可愛く愛しい女をこんなにも感じさせている自分に驚きを感じた。何十年も必死で仕事を続けてきたがこんな仕合せはなかった。睦夫はこの女に精一杯すべての愛情を注ぎ込みたくなった。
睦夫は気持よく感じている奈岐の乳首を舐め続けながら、もう片方の乳首を弾いていた指を乳房に線に沿ってすーっとくすぐるように脇下に向けていった。そこから胸下、おへそへ、そして横に指を滑らせて美しいくびれの線からもう一度脇の下へ行き、またくびれに戻って良く張った臀部へと何回も何回もなぞってやった。そして乳首の愛撫から唇を上へと運び奈岐のきれいな首筋に舌を這わせ舐めていった。そしてもう一度奈岐の唇を優しく吸いに行った。唇と舌を優しく吸い合った。睦夫はこの可愛い奈岐といつまでもキスし続けていたかった。睦夫はそのまま奈岐をベッドへ押し倒した。
睦夫はキスを続けながら、その右手は、手の届く範囲を繰り返し指先で優しい愛撫の線を描き続けた。上は奈岐の耳からうなじ、首筋から肩、肩から腕、そして手へ行くと恋人のように手を握り合った。しばしのあと、また指を胸へ戻し形の良い乳房の線に沿っていき、乳首をゆっくりとはじいた。そのとき、奈岐はキスをしながら快感に身体をぴくぴくっといわせた。
睦夫の手と指先は、繰り返し繰り返し奈岐の身体を駆け巡っていった。指はときに二本,時に三本、四本、あるいは五本となって奈岐の身体の表面を撫でさすって已むことを知らない。くびれの線に沿って指が撫でさするときにも奈岐は舌を絡ませながらピクピクっと身体を震わせた。


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