隣のお姉さんー第三話ー-1
トントントン、、、
二人の階段を上がる足音が響く。
二人とも身体を拭いた後、洋介の部屋に向かう。
(彩子姉ちゃん、、、恥ずかしくないのかなぁ)
彩子の後ろから階段を上がる洋介は、緊張からか下を向き、無言でいる。
彩子の方も空気が重いせいか無言である。
ガチャッ、
彩子が洋介の部屋に入り、続いて洋介がはいると、彩子はベッドに腰掛けた。
「ふぅ〜、もう11時になるし、寝ようか?」
「えっ?あっうん・・・」
彩子はそのままベッドに寝るとタオルケットを頭までかけてしまった。
(エッチなことしないのかな…)
洋介は残念そうにしながらも自分もベッドに入った。
洋介が目をつむり眠ろうとしているとバサッとタオルケットがかけられ身体の向きを変えられた。
「えっ!?彩子姉ちゃん?」
振り向いた目の前には彩子の顔が、あとすこし近寄ればキスしてしまうくらいの距離にある。洋介は、少し頬を赤く染め、驚いている。
彩子が洋介の頬に手を添えた。
「ねぇ・・洋介は今付き合ってる女の子とかいる?」
彩子の真面目な表情にドキドキする洋介。
「いっいないよ。」
洋介はドキドキしながら答えた。
「そっかぁ。じゃあ好きな人は?」
彩子は真顔で質問する。
「えっ……」
洋介はさすがに言い出せずにいた。
本当の事を伝えたいと思うと同時に、その後にもし悪い結果になったらどうして良いかわからなかった。
「……ごめんね、少し気になっただけ、そんな困った顔しないの!」
彩子は謝るといきなり、洋介の自身をパジャマの上からさすってきた。
「あっ!ち、ちょっと」
洋介は急な展開に動揺する。
「さっきしてもらえると思ったのに、もらえなかったからガッカリしてたでしょ〜」
彩子は意地悪な笑顔をすると、いきなり起き上がり、洋介にまたがると、パジャマの上のボタンを外して、洋介の体を撫でる。
「ほんと、女の子みたいな身体だよね。乳首なんてピンク色で可愛いし。」
彩子は洋介の乳首を、両手で弄ぶ。
「あっあっ彩子姉ちゃん。」
女の子のような嬌声を上げ、頬を朱く染めながら、快感に身を任せる洋介。