ようやく掴んだ理想の未来-7
「ああん…、鉄平くん…、キス…」
鉄平を見ているとキスしたくて堪らなくなる。鉄平の唇が重なると鉄平に強く抱きつく都姫。
「ハァハァ、私…、もしかしたら鉄平くんの事が初めから好きだったのかも…」
「マジで?」
「うん…。初めてした時は本当、記憶がなかった。でもその時の動画見て、私、全然嫌がってないなって思った…。ハァハァ、ハァハァ。それどころか鉄平に入れて貰って凄く嬉しそうだなって。その後も鉄平くんに脅されて体を許してたけど、心のどこかに鉄平くんとセックス出来る喜びがあったから私、拒まなかったのかも知れない…。会社に入って貰ったのも、もしかしたらいつか、近くにいればこう言う仲になれるかもって期待してたのかも知れない。鉄平くんが他の子とエッチした話を耳にする度に、きっと私、嫉妬してたのかも知れない。何で私を求めてくれないの?、何で私だけ名前で呼んでくれないのって。だからどんな形でも、鉄平くんに求められると私、嬉しかった。いい下着を選んだり、入念に体洗って待ってたり…。ハァハァ、ハァハァ」
「都姫…」
都姫が話せるよう、腰をゆっくりと動かす。その緩やかな挿入が都姫の鉄平への愛をより深めて行く。
「私、この間の企画で鉄平くんとパートナーになって一緒に仕事出来たのが、会社を立ち上げてから1番楽しかったの…。年甲斐もない服着たり、派手な下着や水着着たり、物凄く恥ずかしかったけど、でも鉄平くんが私の為に選んでくれた服着るの、嬉しかった…。私を見て興奮してくれる鉄平くんが物凄く嬉しかった…。私みたいなつまらない女に興奮してくれる人がいるんだって分かって、女として嬉しかったし幸せに感じた。今回私、鉄平くんが美羽さんとセックスしたんじゃないかって思ったら…物凄く苦しかった…。もしかしたら鉄平くんが美羽さんに取られちゃうんじゃないかって思うと、胸が苦しかった…。美羽さんは全てにおいて私よりも優れてる素敵な女性。鉄平くんにはお似合いかなって思った瞬間、悲しくなって涙が溢れた…。鉄平くん、早く帰って来て、帰って来てってずっと願ってた。そして鉄平くんが帰って来て顔を見た瞬間、はっきりと分かったの。私、鉄平くんが好き…、愛してるって…」
快感に耐えて必死で気持ちを伝える都姫に、鉄平はガラにもなく胸をキュンキュンさせた。
「都姫、俺は都姫が誰よりも好きだ。1番愛してる…。都姫との未来しか見えないよ…。」
「鉄平くん…。大好き…。愛してる…。早く妊娠させて…?」
都姫の刺激的な言葉にドキッとした鉄平は熱く濃厚なキスで都姫の愛情を受け止める。