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母体の神秘
【熟女/人妻 官能小説】

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母体の神秘14-6

タイトル:祝

久しぶりに着信ランプが点滅している松夫タブレットを点けると

そこには謎の「祝」のタイトルが付いた映像が届いていた。

何か不穏な予感がするのを振り払いながら、俺はその映像の再生ボタンを押した。

画面に映ったのは・・・

先ほどママが竹太郎さんに危険日中出しをされた

あのラブホと思われる部屋だった。

どうやらあの後、おしっこをさせられて照れてしまったママはすぐに着衣し

一人でラブホから出ていった様子だった。

ゴソゴソッという何かを取り出す音がした後で

丸い木のテーブルの上に

小さいオムツの様な物が二つ置かれた。

「え〜、これが何か分かるかな・・・?

これは生理用ナプキンと言って女の子は毎月これに経血を出すんだよ」

(うわぁぁ・・松夫の親父はまたママの月経後のゴミを漁っていたのか・・・)

俺は毎度ながら竹太郎さんの執着心に辟易するのだった。

生理した後の女の人のナプキンに吸収された血液の塊から

衝撃的な事に、この竹太郎さんという男は

ママの卵子を見つけたり、受精卵まで見つけ出すという

変態染みた執念を見せていた。

お陰で俺と松夫は本物の卵子を観察する事が出来て

おまけに受精の瞬間まで拝む事が出来たのだ・・・


(俺のママが造った卵子だけどな・・・)


ママのその使用済みナプキンからまた何か見つけ出したのかと思った俺だが

映像の中を見るとクシャクシャに皺の寄ったその生理用品は少し変だった。


(・・・経血が付いてない・・・・!?)


そう、映像に映った二枚の使用済みナプキンには

ママが毎月排出する筈の生理の痕が見られなかったのだ。

それの意味する事を思い出して俺は血の気が下がった。

「気付いたか松夫・・・これが先々月ので、こっちが先月のやつだ。

つまり智美ママは、2ヶ月前から生理が来てないんだよ」


ピカッと・・

何かに頭をぶっ叩かれた時のような

衝撃を受けた時に目の前を光が走り抜けるような感覚が俺を襲った。

俺自身も薄々心のどこかで勘づいていたけど

それを必死に心の更に深い所にしまい込んで

否定しようとしていた事案・・・

竹太郎さんによって無理やりパズルのピースを嵌められて、

無理やり完成させられた情景みたいなものが視界に拡がる錯覚を覚え

俺は今までで最高に鼓動が速くなり

額から汗が滲み出るのを感じた。

そんな俺を無視するように、松夫タブレットの中の竹太郎さんは話を進めるのだ。

「最近、智美ママのおっぱいが急に大きくなって、顔色も優れない日があったから

確認の為にな・・・これを購入したんだ」

そう言って竹太郎さんが取り出したのは

妊娠検査薬と書かれた箱だった。

場面が切り替わり、竹太郎さんは

先ほどの性教育動画にも映っていたユニットバスの所に移動していた。

そこに置かれた例の

ママがおしっこをした、たらいの場所がズームアップされ

たらいに溜まったママのおしっこが映し出される。

「今からこの小便を妊娠検査薬にかけるから

結果がどうなるか楽しみにしてろよな」

竹太郎さんは、既に何か確信めいた声色でそう言いながら

スティック状の検査薬を箱から出し、そこにママのおしっこを引っ掛けた。

「まだ温かいな・・・」

クスクス笑う竹太郎さんの声が耳障りではあったが、

これで竹太郎さんがママにおしっこをさせた理由が分かった。

ママの生理用品に月経の痕跡が無いことに気付いた竹太郎さんは

より確信を得る為に、妊娠検査薬をママに気付かれずに使用するために

プレイの一環のような流れでママに用を足させたのだ。

やはりその執念には恐るべきものがあった。

ママのおしっこがかけられた妊娠検査薬のスティックが

画面にアップで映り込む。

時間を飛ばさずにわざわざ陽性か陰性か結果が出るまで

映像に映しておく竹太郎さんのこだわりにも

ある意味脱帽するのだった。

俺は俺で、その待つだけの部分をスキップせずに

ただただ映像内で時間が経つのを待つのだった。



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