第三十九章 圭子、見つかる(画像付)-6
「どうだ、圭子・・・?」
「ああ・・・」
男の声に顔をあげた。
「これが、欲しかったんだろう?」
「ああ・・・はぁ・・・」
不条理な問いかけを否定する事なく聞いている。
「いやらしいメス犬め・・・」
「あっ・・・・」
ズキンと言葉が揺さぶった。
「咥えたいんだろう・・・ん?」
意地悪な問いかけに顔が赤く染まる。
「フフフ・・・」
ペニス越しにニヤつく男の顔が見える。
少女の顔が、ためらい勝ちにコクリと頷いた。
(そ、そんな・・・)
切なさがこみ上げてくる。
(な、何をしようとしているの、わたし・・・?)
戸惑う心とは裏腹に、細い指はコックをなぞり始めていた。
「ウッ・・クククッ・・・」
むず痒さをこらえる男に、征服感がこみ上げてくる。
(やったぜ、遂に・・・)
罠にかかった獲物を逃がさぬよう、慎重に声を絞り出した。
「さあ、咥えるんだ、圭子・・・」
「ああ・・・はぁ・・・」
下された命令に、少女は全身が喜びに震えるのを感じていた。
この瞬間を、ずっと待っていたいような気がする。
「さあ、圭子・・・」
竹内の手が艶やかな髪を撫でるように触ると、あどけない顔をペニスに近づけていった。
「は・・・い・・・」
ため息のような声と共に、少女の瞳は長い睫毛でゆっくり覆われていった。