愛は永遠なり-1
夏休みを終えて
愛は永遠なり
俺と楓が付き合ってからすでに何週間かたっている
もう夏休みの最後の日だ
もちろん夏休みは楓と遊びまくったさ
しかし俺たちは今
あることを計画している
それは……
「できたーー!!」
「どれ言ってみ」
「作戦名はーー!!憲司と真奈美をくっつけるために試行錯誤を尽したすえ僕は富士山に行った……そして見たんだ!あの姿を!あれはまさしく……」
「本当に作戦名か?」
そう
勘のいい……というか普通の人ならわかったことだろう
今回哲也が考えたのは憲司と真奈美をくっつける作戦だ
俺らのグループでくっついてないのはあいつらだけだからな
翌日
「やあ憲司君」
「なに……朝から」
現在朝の五時
今日は始業式だ
始業式が始まる前に告白させようと言うこんたんらしい
なんでも時間制限があったほうが焦って告白するようだ
「さあこちらに来なさい憲司君」
「え…ちょ……」
哲也は無理矢理憲司を公園に連れてった
公園にはすでに真奈美がいた
秋奈が連れて来たか
「え……なんで」
「いいか…憲司、お前告白しろ」
「え!!なんで!!」
「好きなんだろ、読者サービスだよ」
「んなムチャな」
かわいそうに
哲也と秋奈にかかったら嫌でも告白させられる
「いいのか?お前が言わないのなら俺は真奈美をおそうぞ」
「…なに言ってんだ」
「嘘は言わないぞ」
「う……わかったよ」
憲司が真奈美に近づいて行く