嫉妬少女1-2
あいつ!沙綾さんに何をしているの!?
わたしにするみたいにおっぱいもんだり、オシリ触ったり?
ほんとに?
それだけで、沙綾さんはあんな顔を?
違うわ。
ふいに沙綾さんがこちらに目線を向けた。
わたしと目が合うとすぐに目を逸らした。
そして頬を紅潮させて目を閉じて…何かを必死で我慢しているような雰囲気だが、苦しげではなく…。
やっぱりいつもと違う。あいつ、もっと色々してるんだ。
沙綾さんに。
許せない!
わたしにはしない事を、沙綾さんにはするんだ。
何で?ずるいよ。
わたし、わたしにも…色々して。
思わず、はっとなった。
いまの気持ちを説明できなかった。
ただ、沙綾さんがどんな事をされているのか…気になって仕方なかった。
水穂さんと離れてしまった。
が、水穂さんの顔は確認できる。いまのところ、大丈夫な様子だ。
一駅すぎたころ、オシリの違和感に気付いた。でも、身動きできないくらいに混雑していてどうしようもなかった。
例の痴漢、私のほうに来たみたいね…。
痴漢の手はオシリをしつこく触る。
まだ降りる駅まで30分もある。
ずっと触ってる気かしら。困ったわ…。
「っ!」
いきなり、手はスカートをめくり、下着越しに私のオシリをなでまわしにきた。
そして、股に割り込み、指で割れ目をなぞりだした。
「ひぁ…っ!」
思わず声がでてしまった。
嘘。やだっ。やめてよ!
ぴくぴくと私の体は反応した。
水穂さんは毎朝こんな目に?
下着の上から芽を擦られたり摘まれたりしているうちに…私はだんだんと…頭がぼぅっとしてきた。
耳元にかかる熱い息…。
こいつが犯人?
「ほぅら…濡れてきたよ…。」
「っ、ぁ…。」
下着の脇から指が侵入してきた。
チュルチュルと指は滑り、芽を刺激してくる。
「んっ…くぅ…ぅ…。」
いや…。
きもちがいい。
頭が、へんになりそう。
あぁぁ…。
「はぁ…ん…ぁ…ぁ…。」
水穂さんったら…うらやましい。
毎日こんなに気持ちのいい思いをできるのね…。
私は水穂さんの方をみた。
!
目が合った。
見ないで。痴漢の指に感じている私を見ないで、水穂さん!
「は…っぁ…あっ…ぁ…ん…。」
きもちいい。
きもちいいわ!
水穂さんに見られていても構わない。もっと、もっと!