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おとなりの春奈さん
【熟女/人妻 官能小説】

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人気モトブロガー登場-2

「ヨシリンさん、ここは目を引きます。取り敢えず、一旦、ここを離れましょう。お蔵入りになるかもの話は、それからと言うことで」

亨の指摘のとおり、ヨシリンはバイク界隈では注目の的だ。今もチラチラと見ている者も居るし、釣れる釣れないにしても、相手がヨシリンならば、目立たない方がいい。

「わかりました。取り敢えず、インカムの設定、そちらに合わせますね」

同じインカムを使っていたので、簡単に設定を合わせた。

『お義母さんたち、しばらく静かにしましょうね』

『オナニーしてもいい?』

『ダメです。2人とも喘ぎ声が大きいから』

『じゃあ、フェチチオは?』

『うふふ、それはOKです。あたしも参加してもいいですか』

『もちろん』

ヨシリンが設定を合わす直前までの車内のやり取りだ。

「聴こえますか」

ヨシリンが確認の声を出したとき、『はーい』と応えた春奈の口を、美奈は慌ててふさいだ。

「ん?この声って」

「はい、あたしです。ゴホッゴホッ。ちょっと喉の調子が…」

ナナが機転を効かせた。

車内では、美奈が小声で春奈に詰問していた。

「もお!春奈お義母さんたら、わざとでしょ」

問い詰める美奈だったが、その顔は少し笑っていた。春奈たちと過ごすと自然と笑みが溢れる美奈だった。

「しばらく走ると、穴場のスポットがあるんです。後ろから付いてきてください」

このツーリングナンパを考えたとき、亨が昔、この辺りを走っていたときの記憶を思い返していた。

条件は人目に付かない場所。釣れない場合も、そこで青かん乱交をする予定だった場所は、ツーリングコースから少し外れていた。

「了解です。じゃあ、あたしは殿(しんがり)で、ナナさんの後ろを走りますね」

ヨシリンは、走りながらナンパ相手の話を聞くモトブロガーだ。相手の人となりを見ながら話題を回すため、先頭よりも、後続を走って様子を見るのが常だ。

ヨシリンはいつものように、力を抜いたお気楽モードになった。

「じゃあ、しゅっぱーつ♪」

彩花の元気のいい掛け声で、亨、ナナ、ヨシリンの順番で出発した。ヨシリンは気づいていないが、明が運転するワンボックスカーも後に続いた。

しかし、この時点の明は気づいていなかった。さらに後ろに殿(しんがり)がいることを。



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