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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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似た者同士-2

 男が身体を離し、わたしも体を起こす。

 「あ、あの…そのまま…で、いいですか」
 「え?」

 股間のぬめりを拭おうとベッドサイドのティッシュを手にしたわたしに男が声をかける。男がわたしの脚を開かせ陰部を露わにさせる。

 「すみません。貴女みたいな方がこういうポーズしてるのがすごくよくて…」

 男に言われるがままに、両手を後ろにつき立てた膝を開く。

 「触ってもいいですか…」
 「はい…」

 男が手を伸ばして肉ビラを両手の親指で左右に分けると、放たれた白濁液が垂れ落ちてきた。

 「ご自分で、開いていただいてもいいですか…」

 わたしは返事をする代わりに指で肉ビラを左右に開く。男はわたしの股間と顔を交互に見比べては感じ入っているようだ。そして自分で肉棒を刺激し始める。わたしも男の肉棒と顔を交互に見比べている。

 (夫以外の男の人に…膣内(なか)で射精(だ)されちゃいました…)
 (妻以外の女の人に、膣内(なか)で逝かされちゃいました…)

 男が息を乱しながら扱いていると肉棒が硬さを取り戻してきたようだ。わたしの痴態を見て自分の肉棒を扱く男…。自分で肉棒を扱いている男に股を開いて自分の秘所を見せつけているわたし…。わたしは羞恥心と興奮を覚えつつ、男の硬さをより確かなものにするために、男のにじり寄ると二人の体液でヌラヌラと濡れた肉棒を口に含んだ…。

 男はわたしを押し倒して挿入を果たす。そして興奮を高めようとするようにはぁはぁと喘ぐ。わたしも同じようにはぁはぁと音を立てるように喘ぎ、言葉を発してみる。

 「はぁ…はぁ…はぁ…気持ちいい、気持ちいいです」

 自分で膝の裏を抱えて股を大きく開いたわたしに興奮が高まってきたのか、男の肉棒は最大限の勃起まで回復したようだ。角度もぴったりと合って最深部まで肉棒を受け容れれば、わたしも自然と声が出てくるようになる。

 「あぁ、あぁ、あぁ…」
 「はぁ、はぁ、はぁ…今度は、今度は貴女も…はぁ、はぁ、はぁ…」

 男も快感を維持するためなのか、腰の動きを可能なまでに速めているようだ。素早い抜き差しにわたしの性感も否応なく高まってくる。男の顔から汗が滴り落ちてくる。

 「んあっ、んあっ、んあっ!…」

 声の調子の変化に気付いたのか、男が狂おしく唇を求め舌を深く差し込んでくる。鼻息が荒々しい。わたしも唇をふさがれて鼻で息をつなぐ。わたしたちは上下の口をふさぎ合ったまま絶頂に達した。

 「逝ってくれ…ましたか…?」
 「はい…」

 夫婦でもないのに…と思いながら、夫婦のように抱き合ってお互いを祝福し何度もキスを交わす。夫が、フェラチオしたわたしとキスするのを嫌ったことが頭をよぎる。

 (また逢いたい。逢ってヤりたい…)
 (もっと…もっとさらけ出したい…何もかも…)
 (向かい合って…見せつけ合って…オナニーしたい…)
 (貴男のザーメンとわたしのラブジュースに塗れた貴男のお肉棒…フェラチオしたい…舐めたい…しゃぶりたい…)

 その場で次回の約束を決めてからホテルを出たのは、この時のこの相手が初めてだったと思う。 


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