第三十五章 乱交(画像付)-4
『んんぐぅっ・・・んぐぅっ・・・』
苦しそうに眉をひそめながらも、限界まで息を止めていた。
『おおおっ・・・・おあああぁー・・・・。』
顔を仰け反らす男は快感の声を振り絞る。
『んふっ・・・んふっ・・・んふっ・・・
んっんっ・・・んふっ・・・』
リズミカルな動きで二本のペニスを交互に味わっていく。
(ああ・・・わたしっ・・わたしっ・・・)
変わっていく自分を強烈に意識していた。
何かに取り付かれたように貪欲に求めてしまう。
(いやらしいっ・・・ああっ・・・
何て、いやらしいのぉ・・・?)
ケダモノになるに従って、自分を縛っていた全てのしがらみが消えていくような気がした。
名門矢島家の一人娘。
貞淑な妻。
良き母。
幼い頃からかぶり続けてきた仮面を、一つ一つ剥ぎ取っていく。
『ンフフフフ・・・』
笑みが自然とこぼれる。
(いっぱい、するの・・・
そう、いっぱい・・・・)
夢の中の無邪気な少女の顔になっていた。