美奈の隠した本心-2
「さっき、智美さんがヤラれてるときに、顔に股がったナナさんのおまんこ舐めてるのを見てゾクゾクしたのよ」
「えっ、あたしたちに興奮してくれたの?嬉しい♪」
智美とナナが手を取り合って喜んだ。
「じゃ、じゃあ、あたしがバックからハメられてるのは興奮しなかったの?」
露出を好む春奈がガックリと肩を落として項垂れた。その落胆ぶりに美奈は慌てた。
「と、とんでもない。春奈さんにも凄く興奮させられたんですよ」
「ホント?」
顔を上げた春奈が上目遣いで美奈を見た。
「後ろからハメられながら、おっぱい揺らして『おまんこ、おまんこ』って連呼してましたよね」
「そう。それあたしよ。あたしを見て興奮したの?」
春奈はゾクゾクしながら聞いた。
「はい。あれを見て興奮しない人は居ませんよ。さすがに初体験をバックでする余裕は無いから諦めてますけど、後でみんなとするときには、絶対に春奈さんの真似をしたいと思ってたんですよ。
「ホントにホント?」
「はい。そのとき、春奈さんとお尻並べてもいいですか?一緒に後ろから突かれなが、『おまんこ』って言って欲しいんです」
「もちろんよ。キャー!嬉しい♪智ちゃん聞いた?あの人気者の橋田美奈ちゃんが、あたしで興奮してくれたんだよ。それにあたしと一緒に並んで、おまんこしたいって言ってくれたんだよ!キャー!」
舞い上がった春奈はその場でピョンピョン跳ねて胸を揺らし、興奮のまま智美に飛びつき、エアマットの上に押し倒した。
「はいはい。良かった良かった。ご褒美におまんこ舐めてあげるね。はい、足開いて」
「はーい」
すっかり性長した智美は、最近では春奈のいなしかたを学んでいた。春奈もそんな情況を楽しんでいた。
春奈は仰向け状態で太ももの裏から手を回すと、グッと抱え上げた。開かれた割れ目の中はもちろんのこと、愛液で濡れた肛門まで晒された。
「うふふ、相変わらず美味しそう。ちゅぷ…むちょ…むちょ…」
智美も満更ではなかった。
「はあぁん」
幸せを噛みしめながら、春奈が女体を仰け反らせた。
「もう子供なんだから。え〜っと、なんでしたっけ?」
「うふふ、あたしに彩花ちゃんのおまんこを舐めさせてってことよ。あたし、初めての記念に、彩花ちゃんとラストを飾りたいの。生涯の親友として、あたしのお願い聞いてくれる?」
彩花の顔がぱぁっと輝いた。
「嬉しい♪」
彩花の喜ぶ姿を見て、美奈は心がチクリと傷んだ。
(彩花ちゃん、ごめんなさい)
美奈は選ぶ肉棒は、もう決めていた。1択しかない。
このグループとの出会い頭、彩花に声をかけられ、驚きの余りに逃げようとしたが、翔に抱き止められ胸を触られた。そのときは、気が動転してわけがわからかくなったが、翔の優しい声に触れて、美奈は瞬時に翔に心を奪われてしまったのだ。
(彩花ちゃんの恋人なのに)
このグループは肉体を淫らに共有しているが、それはお互いのパートナーを深く信頼し、愛し合っているからだと、さっきの自己紹介で理解していた。
初参加のナナを見れば、家族の関係性に少し遠慮しているのもわかった。ナナが淫らな肉体関係の方に重きを置いていることからそれが察せられた。
突然参加した自分は、ナナと同じ立ち位置として、快楽だけを求めなければならない。そう理解しているが、翔を見ればドキドキしてしまう美奈だった。