八代将軍吉宗-5
吉宗の肉棒を受け止めながら、お露は自身の捜索を思い返していた。
亀立藩の関係者から荒利の行方を掴んだお露は、密かにその身辺を探っていた。なかなか隙を見せない荒利だったが、男女の行為の最中は外への意識が疎かになる。お露は行為が始まるのを待ってから、荒利の隠れ屋敷の天井裏に忍んだ。
『どうじゃ、お早世殿(注:お満の叔母)』
『あううっ、も、餅右衛門(注:お早世の短小の夫)とは違い過ぎですぅ、ああん、大きいよおおお』
天井裏から見たお早世とお久音(注:荒利の妻)を交えた複数遊戯にも興奮したが、お露の秘豆の疼きは、今回の探索はこの程度の事では無いと示していた。
「しかし、方向性は合っているはず」
お露は天井裏で自慰をしながら自身に言い聞かせた。
「お露様、これを報告いたせば、上様もお喜びいただけるのでは?」
交代に来た配下の雫(しずく)が問いかけた。お家騒動を起こした隠遁者の淫らな行為は、十分な報告内容だ。
「足らぬ。これを見よ」
お露は自身の秘豆を示した。
「こ、この膨らみは…」
これまでになく肥大した秘豆を前に、雫は絶句した。
お露は引き続き、疼く女体を慰めながら監視を継続した。そんなある夜、お早世が全裸のまま駕籠に乗ったのを見て、それが確信になった。
「動いた!」
こうして、亀起道場に向かう荒利達の後を追ったお露は、途中の往来で、お満とお敏が放った絶頂波の洗礼を受けたのだ。
「あうううっ、な、なんだこの疼きは?」
女体を震わす快感に、お露は腰砕けになった。
同様に影響を受けた荒利達は、我慢できなくなり、途中にある荒利の隠れ屋敷で4人遊戯を始めた。お露も影共の雫を呼び寄せ、その屋根裏で女同士の貝合わせをして、快感を貪り合っていた。
「はぁ、はぁ、し、雫ぅ、もっと強お擦り付けるのじゃ、はぁ、はぁ」
「あううっ、は、はい、お露様ぁぁ」
【影】の女体は吉宗のモノ。誰にも触れさせてはならないが、探索の途中に自慰では我慢できない場合に備えて、【影】同士ならばと、予め吉宗の許可は得ていた。
「あううっ、捲れるううう」
くぱっ!ぬぱっ!もぱっ!
「ああん、まんこの中が吸われまするぅぅ」
【秘技貝合わせ吸引法】
鍛え抜かれた膣の吸引力は凄まじい。【影】達は、吉宗では得る事のできない快感を与えあった。
その後、満足した荒利達を追って、亀起道場の天井裏に忍び込んだお露は、天井板の隙間からそうっと下を窺った。
「うっ…」
眼下に一糸纏わない裸の少女が居た。お満だ。お満を目にした瞬間、お露の女体が強く反応を示した。
「あううっ、こ、この娘だ…」
自身の秘豆がそれを示すように、これまで以上にずきずきと疼き、軽く絶頂を迎えたほどだった。
そして、お満は荒利の前で木刀に跨がり、無毛の割れ目に食い込ませた。
『秘剣露時雨秘裂返し…』
技の名前と共にお満が放った絶頂波は、荒利を飲み込むと共に、その影響は天井裏をも巻き込んだ。
お露の女体も瞬時に反応し、淫口から大量の潮を噴出させて、道場の天井板に染み付けた。
「ひいいいいっ!」
激しい快感の嵐に堪えきれず、お露は失神した。しかし、鍛え抜かれたくノ一の覚醒は早かった。快感の余韻に悶えながらも、直ぐに状況を探り始めた。
「はぁ…はぁ…、あ、あれは妖かしか…、あれの仕業なのか…」
鋭敏な感覚は、見えないはずの霊体のお敏をも捉えていた。
その後の眼下で交わされたお満達の会話で、絶頂波のからくり、赤玉の存在、その効能を知ったのだった。