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島の少女(海女編・番外編) 地元でアラフィフ熟女を斬る
【熟女/人妻 官能小説】

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3)ナマの真剣勝負が始まりました-1

3)ナマの真剣勝負が始まりました

雄一です。
先輩から紹介された動画撮影のADの仕事。
ADは、とにかく何でも屋です。メインのスタッフがやらない事は、全部やります。

現場に行ってから、撮影内容は『ほとんどAV』と言われました。
でも、ぼくもセックスは経験があるから、それぐらいでは驚きません。

でも、男優さんがドタキャン… じゃあ、撮影は中止? ADのぼくが何とかしないと… 代わりの男優さんを…

その時、監督さんから驚きの一言が…
「 じゃあ AD として、男優の代わり、頼むね… 」

〜〜〜〜〜〜

監督さんに言われて、急いでシャワーを浴びました。
確かに、ADの仕事は何でも屋… でも、男優さんの代役は聞いた事がありません。
ぼくは、ADはスタッフの何でも屋、と思っていたので、キャストの何でも屋もするとは考えた事もありませんでした。
でも、考えてみると、こんな人数の少ない現場では、スタッフとかキャストとか言ってる場合でありません。その事だけは分かります。

「 アラフィフ相手のセックスは、島で鍛えてきたから… 」

心の中で唱えて、決心を固めていきます。
でも、カメラの前で 立つ か心配です。

気が付くと、男優さんの代役をする事への驚きや抵抗じゃなくて、ただ 立つ 事だけを心配していました。
やっぱり、心の奥では、ぼくがやらないといけないんだ、と決めているみたいです。

身体を拭いて、髪を乾かしました。監督さんの指示で、拭く時はタオルで擦らない様にしました。肌に痕(あと)が付くからです。軽く押し当てながら水分を吸い取ります。髪はドライヤーを使いました。
バスタオルを軽く腰に巻いて、部屋に戻りました。『軽く』と言うのも監督さんの指示です。これも痕を付けない為です。
言われてみると当たり前の事ばっかりですが、1つ1つは自分では全然気が付きませんでした。ぼくは、AVの現場では、いつもこんなに気をつけているんだ、と気づかされました。そう思うと、早送りは失礼ですね。

そして、ベッドの端に腰を下ろして、深呼吸をしています。
資料で見ていた、女優さんの若い頃の映像を頭の中でプレイバックしてみます。
確かに、かなりかわいいし、見事な巨乳でした。今は、どれぐらい劣化しているのでしょうか?
そう考えながら、手の平がベッドの手触りを感じて、ふと、そこにも気持ちが移ります。
今日、これから、間もなく…
この上で、考えてもみなかった事が行われるのです。しかも、主役の2人の内の1人は ぼく なのです。
すると、また同じ心配が心に湧いてきます。

「 ぼく、カメラの前で 立つ のかな? 」

ぼくの心配を感じたのでしょうか? 監督さんが笑顔で、
「 大丈夫、大丈夫、出来ても出来なくても、ハプニングも含めて作品だから。ウチはリアルがウリだから、失敗も含めて全部成功。
それに、相手の女優さん、今も美人だよ。うらやましいよ。ぼくも監督じゃなくて『助監督』(AD)だったら良かったのにと思うよ 」
と、全然うらやましくなさそうな余裕の表情で話してきます。

相手の人が今も美人、と聞くと、反対に緊張してきました。
それなら、ぼくなんかじゃ怒って帰っちゃうんじゃないのかな…
そんなマイナスな事しか浮かびません。

また、ぼくの心を読んだかのように、監督さんが、
「 うん、雄一くんは、かなり イイ からね。 特に、熟女さんに モテる タイプだしね。 相手の女優さん、本人は50歳だけど相手は10代希望だから。 一応、18歳、ってことになってるから。 雄一くんだと16くらいに見えちゃうけど、聞かれたら 18歳です と正直に言ってね。 いやあ、雄一くんに代わって良かったよ。 元の男優は、雄一くんよりもっと上だし… 」
と、また笑顔で話してきました。

ぼくは、緊張しながら聞いていましたが、何となく変な気がして、言葉を巻き戻してもう1度、頭の中で再生しました。
「 えっ? 18歳を希望していたのに、元の男優さんは、ぼくよりももっと上? 」
「 ぼくが23歳なのは先輩が言ってるはずだから監督さん、知っているはずなのに、確かに16ぐらいに見られるのは本当だけど、『18歳と正直に言う』って、どういう意味だろう? 」

頭が、ぐるぐるしています。
18歳と正直に言うのは、そういう風に見える様に返事をしろという意味なのかも、と思ったり…
でも、元の男優さんが、ぼくよりももっと上って、どういう事なんだろう…

その時、監督さんの携帯が鳴りました。
「 うんうん、ご苦労さん。 じゃあ、直ぐにお連れしてね。 はい、了解。 待ってるよ 」

マンションの駐車場に着いた、という連絡です。いよいよ、女優さんが来られます。
どんな人なんだろう? 美人だし、昔はそこそこ有名だったんだから、気難しい人だったらどうしよう。ぼくなんかで本当に大丈夫なんだろうか?

「 雄一くん、深呼吸深呼吸、リラックスリラックス 」

監督さんに言われて深呼吸をしてみますが、心臓がどんどん速く鳴っていきます。

その時、外で カチャカチャ と音がしました。
鍵が開けられる音です。
そして、ドアの音。少し話し声…

部屋のドアが開きました。
紺のスーツ姿の地味目な女性の後ろに、小柄な女性が続いています。
この人なのかな…


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