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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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佐久間亨の憂鬱Aー番外編-11

ーー佐久間くんのかたくなったオチ×チンで、たくさんイカせて欲しいです。


そう言い終わると、木綿子はふふっ、と笑った。
亨はその刹那、我慢ができず、木綿子を抱きしめたまま腰を振る。

「ん、んっ……気持ちイイっ……。佐久間く、んっ……。あぁ、昨日から、も……ずっ、と……佐久間くんのこと、ばっかり考えてたからっ……」

「俺も……です……っ」

「は、ぁ、……んん、そ……なの……?」

「遠月さんの、カラダ……すげぇ、エロいから……っ」

亨は唇を、木綿子の唇に押し当てて、舌を絡ませる。
甘い舌を、唾液を吸い上げて、木綿子の全てを独占したかった。
密着した唇の間から吐息が漏れて、抱きしめた体からどちらのものかわからない汗が伝う。
子宮口をリズミカルに押されて、木綿子は体をびくびくと震わせる。


(いきそう……!)


唇を塞がれたまま声を出すこともままならず、木綿子は絶頂を迎える。
だが、亨はそれに気づかずに腰を振りっぱなしだ。
これ以上突かれると、どうにかなってしまいそうだった。





行為が終わり、亨が避妊具を処理してベッドに横たわると、木綿子がその体に抱きついた。

「昨日……ごめん」

「へ?何で遠月さんが謝るんですか。謝るのは俺でしょ、どう考えても」

亨はきょとん、として木綿子を見る。

「ううん、飲んでる時……佐久間くんだって中村さんのエッチ、気になるでしょって。佐久間くんの気持ち、気づいてたのにデリカシーなかった。本当ごめん。
ーーどういう反応するかなって思って、やったの」

「マジすか。でも、みち草では俺、何も思わなかったですよ。そもそも好意を抱いてることに気づいてなかったし、加奈ちゃん……中村さんにそういうイメージ、一度も抱いたことないんですもん」

亨は苦笑する。
自分の性的な欲求が恥ずかしいことだと思っていた亨は、清潔感があり、性的なイメージのない加奈子に憧れを抱くことで、そうした自分を肯定しようとしていたことに気づいたからだった。

「今思えば、中村さんが妊娠した時本当ショックだったもんな。思い返せば、他の男に取られたとかそういう気持ちじゃないんですよ。中村さんって男と寝るんだ、って気持ち」

「寝るでしょ、そりゃ……今から十年前くらいでしょ?中村さん、三十代半ばじゃない」

「いや、当たり前の事実を言ってるんじゃなくて。
中村さんは俺の中で、セックスしない清純な女性であって欲しいって憧れですよ。遠月さんの言うように、あれが恋愛感情だったなら、そういう憧れの中の中村さんが好きだったんだと思う。本当に俺、中村さんとセックスしたいとか一度も思ったことないから」

「やっぱり佐久間くんって真面目なんだねえ。真面目なのに、会社の……あたしとしちゃって良かったの?」

ふふっ、と亨の胸を撫でながら言う。

「昨日は……八つ当たり、しました」

胸を撫でる手に、亨は手を重ねる。

「今日は?」

「今日は……甘えたかった」

「あたしに?可愛いとこ、あるじゃん」

「ーーな、んんっ……」

木綿子が胸を撫でながら、舌先を亨の乳輪に這わす。
舌の腹でゆっくりと、少し強めになぞりあげる。
木綿子が亨に体を重ねるから、ふわふわの柔らかな胸が腹のあたりに押し当てられた。
明るめの茶色い髪の毛に、亨は左手の指を通してその髪を撫でる。
亨のそこは先程したばかりなのに、また血液が集中しだしたのだった。


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