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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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佐久間亨の憂鬱Aー番外編-10

「あ、……いや、…そんなことは……」


(そう思ってたけど!!)


心を見透かされて、恥ずかしくなり、木綿子の左耳に唇を押し当てる。

「思ってたんだぁ……。あたし、お付き合いすると長いから。全然だよ?だから……佐久間くんがどうやったら気持ちよくなるか教えて」

ということは、官能的な木綿子のありようは今までの男たちに象られてきたものでーー
直接的な性器の名称を男に言って懇願し、ねっとりとした舌技で相手を翻弄し、ナカはこんな風に締め付けてーー

亨は、見えない過去の男たちにどうしようもなく嫉妬してしまう。

「十分気持ちいい、遠月さんのナカ」

はぁ、と吐息を漏らして言う。

「本当…?じゃあ、佐久間くんが気持ちよくなるように動いて」

木綿子は言いながら、右肘を亨側に突き出すようにして右手で自らの頭を乗せている枕を掴むような体勢をとる。
とても色っぽいその体勢に、亨は体を起こして、木綿子の腰を掴むと、自らの腰をガツガツと動かし出した。

「ん、あぁっ、んんっ…!」

急なピストン運動に、木綿子は体を仰け反らせた。
突く度に、結合部からじゅぷじゅぷと体液が溢れ出す。
木綿子の体は細いくせに、果実はとてもたわわで、亨が腰を動かす度に揺れて、とても卑猥な光景だった。
さらに、突いているそこは毛が綺麗に処理され、でもナカはとても成熟したそれだ。
亨のペニスを締め付けて、離さない。


(やば、マジでエロすぎ……!)


「んん、気持ちいいっ……オマ×コ、佐久間くんのオチ×チン入ってると、……気持ちよくな、っ……ちゃうっ」

「今までの、彼氏に、そんな……エロいこと言ってたんですか……っ」

「ん、んん……?別に、エロく……ないでしょ…ぉ?……ホントのこと……だもん、んんっ」

ナカを突かれながら木綿子は不思議そうに亨に尋ねる。


ーーもちろん二人のことだから秘め事ではあると思うけど、それが恥ずかしいことだとは思わないかな。


木綿子のナカを突いて、本能の中朦朧としながらも加奈子が言っていたことを思い返す。
女性とそれなりに遊んでいたつもりだったが、どこか、自分に性的な欲求があることに恥ずかしいと思っていたのかもしれない。
清潔感の溢れる加奈子に憧れていたのは自分のそんな気持ちの表れだったんだろうかーー亨はそんなふうに思った。

「ん……ぅ、佐久間く…ん、何考えてるの……」

無我夢中でナカを突いていたつもりだったが、そう言われ、亨は腰の動きを止める。
木綿子は枕を掴む手を、亨の中に回した。

「佐久間くん、真面目だから……こんなこと言う女は嫌?」

心配そうに木綿子が尋ねた。

「いや……遠月さんはエロいし……素敵です」

「ふふっ、なぁに、その取ってつけたような言い方」

「もっ……と、エロいこと、言って欲しい」

「えぇ……?」

木綿子が困った顔をするが、亨の頭を抱えるようにして、耳元に唇を寄せる。


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