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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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蹂躙-9



「ッぐ…ッ…わ…私を姦しなさいッ!」


《何も出来ない》と、弘恵は自ら認めた……。

犯罪者の暴走を食い止める力も無く、あるのは男共の欲望を掻き立てて己れの身体を投げ出し、その凶々しい視線を釘付けにする事だけ。

情けないくらいに弘恵は《弱い》。
犯罪を追い、取材するという報道記者として存在してきた井形弘恵は、なにか特別な訓練を受けた者ではない。

拉致から始まった耐え難い《恐怖》は、弘恵から冷静さや理性すら奪っていた。
死に物狂いでカメラマンを殴り倒したのも、思いつくままに罵声を叫んだのも、全ては恐怖に駆られたが故である。


『……なに?「私を姦して」だと?俺様のチンポに見合わねえ粗マンのくせに……』

「ッッぎぎぎ!」


暴言を吐いた直後、田中の人差し指は痛いくらいの圧迫感に包まれた。
おそらくは思いきり下腹部に力を入れているのだろう。
肉壁はグニュグニュと蠢きながら人差し指に絡みつき、もっと奥へと誘うように吸いついてきた。


『……ちょっと指挿れてみな?なかなか締まりが好いオマンコに〈性長〉してっからさあ』


入れ代わるかたちで吉田が中指を挿れた。
スレンダーな身体からは想像出来ぬほどに蜜壺は柔らかく、そしてあまりに力強く締め上げてきた。


『へえ〜。思ったより具合が好いじゃねえか。なあ、この変態ロリコンクソオヤジに躾けられて《メス堕ち》したのかあ?』

「ッ〜〜〜〜〜!!!」


屈従を選択したのだから、あらゆる罵詈雑言を浴びせられるのは当然でもある。
それに対して反論も許されず、反抗的な態度すらとれない。

身体が震えてしまうほどの悔しさに、熱い涙が溢れ出る。
眉毛も瞼もピクピクと痙攣を起こし、リスのような前歯が痛いくらいに下唇を噛み締めた。
弘恵は自分で《生き地獄》の扉を開き、自らそこに踏み入れたのだ……。


『あんまり意地悪しないで?メス堕ちしたなんて見たら分かるじゃない』

「はぐッッ…う"ん"ん"ッッッ!!」


未経験なまでに勃起した乳首を、まるで男根の自慰のように扱かれると、弘恵は思わず漏れそうになってしまった《声》を噛み殺し、それを耐えた。


『……なあ、口を閉じるな。目を逸らさずに俺の目を見ろ。クククッ……そのメス堕ちした顔を俺に見せて、チンポを勃たせてみろお』

「ッッかはあッ!?はふッ!はがッ?あ"あ"あ"あ"ッッッ!!」


上半身と下半身の性感帯への同時責め。
しかも歯を食い縛って堪える事すら許されなくなった弘恵は、今の《感情》を素直に開け放つしかなくなってしまった。


(イヤ…だッ!イヤだイヤだあッ!)


蜜壺を占有した二本の指は、なんとも残酷であった。
あの痴漢師に勝るとも劣らぬ指使いで快感を引き出し、股倉を好いように弄って弘恵を責めた。


「んはあッ!?あはッ!は…はあッ!あふぅッッ!!」


蜜壺は痺れ、尿道が歓喜に震える。
ビチャビチャと床に液体が弾ける音が鳴り、目の前の男の顔は醜く蕩けた。


『クククッ!コレを見ろよ。嬉しくて堪らねえだろぉ?』

「ッッぐ!?ぐ…ぐぐッ!」


涙に歪む視線の先に、グニャリと湾曲したサオが重そうな亀頭を持ち上げようとしている様が映った。
傲慢で高飛車な女が屈従を選択し、その塗炭の苦しみに歪みきった顔を見て興奮を覚えているようだ。



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