蹂躙-8
倒れまいと踏ん張る乳首を押し倒し、乳輪の上をコロコロと転がしてやると、弘恵は背筋を苦しそうに軋ませた。
更に田中が蜜壺に人差し指を挿入すると身体を硬直させて震え、ひん剥かれた尻肉を緊張させて悶えた。
『なんだよこのガッカリマンコはよお!別にテメェの作品なんか無理して作る必要も無えんだぜ?』
『そろそろ下校時間だし、帰宅途中のJKとかJCを拉致って姦っちゃう?』
「ッ………!」
次の行動を多数決で決められるなら、間違いなく自分は放置され、新たな被害者が生まれてしまうだろう。
事件を解決する事は、被害者の増加を食い止める事でもある。
彩花や唯、そして涼花や麻友……もうこれ以上、哀しみに打ち拉がれる人は増やせない……。
「い、行かせないわよ!!オマエらの犯罪は私が止め……」
『そうだよなあ?姦られてもねえのに「イカセる」なんて不可能だよなあ?不味そうなヒョロガリのクソメスが、上から目線で吠えてんじゃねえ』
『……ほら、オマンコ締めてみろぉ。こんな《粗マン》じゃ話にならねえんだよお!』
一週間もの間、風花は身を擲って犯罪を食い止めてきた。
自分があの解体工場に出向かわなければ、まだまだ犯罪は起きてなかっただろう。
『あのさあ、ボクがいくら頑張ってもさあ、弘恵ちゃんがその気≠ノならなきゃダメなんだよぉ?ほら、もう皆んな飽きてきちゃってるし』
「ぎ…ぎぎ…ッ!」
この忌まわしい変態痴漢師の望むものが、新たな被害者を生ませない《抑止》になろうとは……。
たった一人に姦されるだけならば、大した時間稼ぎにはならない。
だが、七人となれば……。
(た…助けてッ!誰か…だ、誰か…ッ)
本音を言えば、自分は助かりたい。
誰だって自分が一番大切なものだ。
だが、自分が逃げ出せ≠ホ、少女が被害者となる。
我が身可愛さに無実の彼女らが餌食にされるなど、それはどうしても良心が許さない。
「はぎッ…ぎ……わ、私を…ッッッ」
言い始めた言葉……しかし、どうしても先に進めない……。
(こんな…こんなヤツらに私が…ッ)
信頼も信用も、そのどちらも欠片すらない奴らだ。
身体だけでなく心までも《堕ちた》と態度を変えてみせたとしても、そのまま投げ捨てて拉致に向かう可能性は捨てきれない。
『……オイ、もう辞めにしようぜ?こんな
《駄メス》なんかに構ってねえでよお、新鮮で瑞々しいロリメスを狩りに行こうぜ』
「ッッッッ」
鈴木という男はリーダー格だ。
そいつが決めたなら、他の奴らは追従するに決まっている。
弄り回される胸の尖端は熱く燃えている。
快感発生器に堕ちた股座は、たった一本の指の挿入にすら、ドロドロに溶けて理性を失ってしまっている。
こんな身体を守るのに、なんの迷いがあろう……?
弘恵は止めどなく流れ落ちる涙に構わず、屈従に身を投じる覚悟を決めた……。