彩花のデビュー-7
「やあん」
それは、後ろから鷲掴みにされ、翔の指先で挟まれた両乳首への快感が原因だった。
へなへなと腰を落とした彩花は、そのまま四つん這いになった。一瞬、仰向けになろうかと思ったが、そのまま尻を突き上げた。
尻を向ける彩花の姿に興奮した翔は、彩花の腰を掴んだ。
「ああん、待って待って!」
彩花は女体の下から伸ばした手で割れ目を隠すと、翔に制止をかけた。
「なんでだよ!やりたくないのかよ!」
背中を向けていても、翔の血走った目が想像できる。多分、今の自分もそんな目をしていると彩花は自覚した。しかし、この時の興奮を幾度も味わいたいと思う彩花は、辛うじて自制を保った。
「やりたいよ!でも、おまんこに淹れるところを撮って欲しいの」
なにせ、それを四方から撮ってくれるはずの親たちは、
「んあっ、あん、やん、やぁん」「あっ、あっ、あっ、あん」
と、それどころではない。もちろん、部屋中にカメラはセットされているが、やはり、固定ではなく臨機応変に対応できるモロの動画が欲しいのだ。
それを求めた彩花は、初めての体位にも拘わらず、翔がハメ撮りをしやすい四つん這いの姿勢になったのだ。
彩花がここまで拘るのは仕方がなかった。母親たちが、自身の処女喪失の動画が無いことを悔やんでいたからだ。そのことを母親たちから聞いていた翔も納得した。
「わかった。淫乱な彩花の初めてを撮ってやる」
「嬉しい…」
上気した彩花は割れ目を隠した手を外して、翔にスマートフォンを手渡した。
「淹れる前に、この恥ずかしい姿も撮ってね…」
彩花は自身の尻肉を手で開くと、尻を突き上げた。
「おおっ!エロ過ぎ!」
「ああん、恥ずかしいよお」
彩花は尻を振って悦びを示した。
「でも、スマホを気にしながらだと淹れ難いかも」
スマートフォンの画面越しに、濡れた割れ目を見ながら翔は言った。
「大丈夫。あたしも手伝うから。おまんこにオチンチン付けてみて」
「こうか」
翔は腰を突き出して割れ目にくニュッと肉棒を宛がった。
「ひゃん」
溢れた愛液の潤滑効果で、熱い塊が割れ目の中を滑って敏感な部分を刺激した。
その快感にのけ反った彩花だったが、早く未知の刺激を求めて、女体の下から伸ばした手で、逞しい肉棒を掴んだ。