彩花のデビュー-4
「準備って、下着を穿いただけだろ」
「それよりも、彩花はどうしたんだ?まさか、今さらやめるなんて言ってないよな」
「うふふ、心配しないで。彩花、何してるのよ。出てらっしゃい」
「はい…」
隠れていた彩花は、顔を伏せながら自分の姿を晒した。
「おおおっ!」
現れた彩花の姿に、男たちはどよめき、そして悦んだ。
自分のデビュー時の装いに悩んでいた彩花は、母親たちに負けないように、卑猥な下着をネット注文しようと考えたが、そこは原点に帰ることにしたのだ。
女子中学生の原点、それはもちろんスクール水着だ。
そのスクール水着姿で、彩花は胸と股間を手で隠しながら登場したのだ。もちろん、ただのスクール水着でない。当然ながら男たちの期待は、手で隠された部分に集中した。
しかし、男たちの熱い視線と、その手に持つスマートフォンのレンズを前に、彩花は急激に恥ずかしくなってきた。
(どうして、これを選んでしまったの…)
母親たちのように、全体的に卑猥なシルエットならば良かったが、彩花の場合は、その部分を強調しているのだ。
(そもそも…)
女子中学生の身でとんでもないことをしようとしていることに、彩花は今さらながらに躊躇し始めていた。
「うふふ、彩花、男たちが期待してるよ。手を外してあげなさい」
彩花の後悔を他所に、智美が催促した。
「えっ…」
彩花は固まった。
「どうしたの?」
「は、恥ずかしい…」
絞り出された声は震えていた。
「うふふ、彩花ちゃんたら、ホントは早く見てもらいたいクセに」
春奈が茶化した。
「そ、そんなことっ!!!」
むきになった彩花が、伏せた目を母親たちに向けた。しかし、母親たちの期待に満ちた目を前に、その勢いが削がれた。
「そ、そんなことない…」
「だったらどうする?やめる?」
春奈は提案した。
「えっ?」
恋人の母親に、その選択肢を出されて、彩花は突き放された感覚を覚えた。そんな彩花に、智美が優しく声を掛けた。
「彩花、お母さんたちを見て」
阿吽の呼吸。母親たちは、半裸状態の自身の乳首を摘まみ、割れ目の中に指を容れて恍惚の表情を浮かべた。
「はぁ、はぁ、乳首が気持ちいいわ」
「はぁ、はぁ、おまんこもよ」
「お母さん…」
母親たちの喘ぎに釣られた彩花も、条件反射的に、胸を被った手のひらで乳首を転がし、股間を隠した手の中指を曲げて、割れ目の中に食い込ませた。割れ目の中はビチョビチョに濡れていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
彩花の可愛い口からも、甘い吐息が漏れ始めた。