キス-1
・・・・・・
流しの方から ユキがニコニコしながら歩いてくる。
大きな胸が 歩く度に 上下に揺れているのがわかる・・・・。
そんなユキが 胸や下半身を隠すこともなく
俺に歩み寄り 飴の入った袋を渡してきた。
「はい、一番は カードを引いたアキラよね」
俺は 黙って 飴を１つ出し 口に含んでみた。
ミカン味の飴・・・・・
「飴を渡す相手は もちろん 恋人以外だぜ」
リュウさんは サトコを揺らしながら 普通に話す・・・。
サトコの手が 俺の下半身から離れていく・・・。
「アキラ・・・・・誰に最初に渡すの？」
俺の隣に座って ユキが 嬉しそうに聞いてきた。
それって ねだってるのだろうか・・・・。
そう思っているうちに ユキが 俺を見つめてくる・・・・。
そうしながら 顔をゆっくり近づけ
俺の片手を取り そのまま乳房に運んでいく。
温かく 重みまで感じる大きな乳房・・・・。
ユキの顔が 近い・・・・。
「ずっと ドキドキしてるのに・・・・みんな よく我慢できるね」
「我慢というか・・・・まだ 理性があるのかも」
「・・・・・・飴は 抱き合いながら 口移し でしょ？」
ユキと見つめ合いながら話していた。
息がかかるくらいの距離・・・・。
俺が 乳房の手を動かすと
ユキの方から 俺に抱きついてきた・・・・。
「覚悟・・・・・しなさい」
ユキは 小さく笑い 目を閉じてしまう。
周りからの視線を なんとなく感じてしまうが
俺は ゆっくりと 飴を舌先に乗せ 口から出していく。
さっきの飴渡しのように 舌先で渡すつもりだったが
ユキは その飴が唇についた瞬間
一気に舌ごと飴をくわえてきた。
ユキの唇が 俺の舌を吸ってから
唇を重ねてきた・・・・・。
数秒間 俺は動けなかった・・・・。
人生二人目のキスが ユキなのだ・・・・。
柔らかい感触を受けながら
ドキドキしてしまう・・・・。
豊かな乳房が 俺の胸を押してくる・・・・。
長い時間そのまま唇を重ねていた気がした。
やがて ユキが 口の中で数回飴を転がした後
その飴を 俺の口に返してくる・・・・。
俺に戻ってきた飴と ユキの舌が俺の口に入ってきた。
ユキのペースで
飴と舌が 絡み合っていく・・・・。
密着する体が 熱く感じられた。
俺が 飴をユキの口に押し込み 唇が離れ 密着していた身体も離れていく。
ユキが 目をトロンとさせ 唇を手でぬぐい
その時になって チカの目線に気が付いてしまった・・・・。
チカは 少し涙目で 俺を見ている・・・・。
俺は 何も言えず 黙って 口を軽く拭いて見せた・・・・。
「アキラと キスしちゃった・・・・さて、私は誰に 飴を渡そうかな」
ユキは シンヤを見ながら 嬉しそうに話す。
シンヤは 少し笑っていたが 嫉妬とかしているようには見えなかった。
シンヤも ユキも 愛し合ってるはず だよな・・・・。
「ユウヤなんてどうだ？サトコにしゃぶられて 幸せそうだろ？」
「えと・・・・・あっ・・・・幸せかどうか・・・」
少し困っているユウヤに ユキが近づいていく。
「仕方ないなぁ・・・・この幸せモノ」
そう言いながら 無抵抗のユウヤにキスをしていくユキ・・・・。
リエさんは だまって その状態を見ていた・・・。
サトコは ユウヤのモノから口を離し 二人のキスを見上げていた。
ユウヤの口の中で 飴が歯に当たるような音が聞こえたが
やがて ピチャピチャと 唾液が絡まる音がしてきた。
ユキは乳房をユウヤの身体に押し付け 身体を抱きしめていき
ユウヤは されるがままの常態に見えた・・・・。
その常態のユウヤのモノを
ユキが手で包み 撫でて行く。