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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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もう探らない-6

小渕愛子と佐川明子、山口元治の捜査に向かったマギーと森山。廊下を歩きながら森山がニコニコしながら言った。
「俺ってイケメンですかねぇ?」
いきなり何を言い出すのかと怪訝そうな顔をするマギー。
「んー、まぁ悪くはないし、どっちかって言ったらイケメン部類なんじゃないの?」
「へへー、そうですかねー。だから俺に鞍替えしたんスか?」
「はぁ??何が?」
「いや、だから、さっき上原さんが言ってたじゃないですかー?マギーさんがイケメンに鞍替えって。いやマギーさんが俺に気があるとは思いませんでしたよー♪」
鼻を擦り照れながらそう言った森山に、マギーは真顔で答える。
「馬鹿なの…?」
目をパチクリさせて本気で憐れむような視線を送る。
「え?ち、違うんですか??」
「…本気で言ってるの?」
「はい。」
「…馬鹿なのね、やっぱり。」
「え?マジですか?俺の事じゃないんですか!?」
「んな訳ないでしょ!100%勘違いよ。」
「えー!?マジですかー!?何だよー、俺てっきりマギーさんが俺の事を好きになったんだと思いましたよー。もー頭ん中でマギーさんと付き合ったら何したいかいっぱい妄想したのに!あーあ、無駄な時間でしたよ。その時間、返してくださいよー!」
「し、知らないわよ!あなたはいつも通りマッチングアプリでそーゆー子つかまえて楽しんでなさいよ!」
「あっ!シーっ!!大きな声で言わないで下さい!!」
「バーカ♪」
 森山の淡い期待を笑い飛ばしたマギーの頭の中には高徳の事しかなかった。
(ああ、会いたいよぅ…)
1分1秒でも会えない時間が寂しさを感じさせる。もう好きで好きで仕方がないぐらいに高徳を愛してしまった。あの蕩けるようなセックスで身も心も満たされたい、いつもそう思ってしまう。マギーは最近、刑事である自分と、1人の男を愛するただの自分の狭間で悩む時間が増えていた。だがまず今追っている事件を解決するのが先だと割り切り捜査に当たるのであった。

「しかしあの3人は一体どこに消えたんだか…」
街中の防犯カメラ、Nシステムをくまなくチェックしたが国道6号から佐和交差点を右折し住宅街に入った当たりからその足取りが掴めなくなっていた。ちょうどその地域は大規模な監視カメラの取り替え作業が行われており見失った形だ。
「多分だけど、元治は監視カメラの取り替え作業が行われるのを知っててその道を選んだのよね。抜け目ないって言うかかなり計画的な犯行だったって訳か…。」
カツカツとハイヒールの音を響かせながら元治と愛子の関係と明子を拉致した理由を考えていた。


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